本画仙 色紙
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筍を水墨画で描きました。
今やイノシシのお零れを頂戴している状態のタケノコですが、今年は良いものが、それなりに採れています。根元がどっしりと太いのが良いタケノコです。竹藪に自然に生えているタケノコをモチーフに描きましたが、少し単調になってしまいました。
孟宗竹のタケノコをよく見ると、皮は硬く光沢があり、縞や斑点のようなものも見えます。また、産毛も生えています。葉の先は硬く尖っており、手に刺さると結構痛いものです。このような特徴を水墨で表すのはなかなか難しい。
タケノコのこれらの特徴は新鮮だからこそ際立ちます。採った後、鮮度が落ちると光沢が悪くなり、産毛も乾いて白っぽくなってきます。タケノコは朝採りし、掘ったらすぐ茹でるのが一番です。
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太さと色艶と柔らかさが感じられ食べ応えのあるタケノコですね。
寄り添う若いタケノコのみずみずしい雰囲気も伝わってきます。
コメントありがとうございます。
構図が少々単調になってしまいましたね。
評価していただくことは、ありがたいことです。