里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

栗を水墨画で描く

2021年09月25日 | 水墨画:菜果
本画仙 色紙

栗を水墨画で描きました。
栗は秋を感じる代表的な木の実と言えるでしょう。
この時期になると、一度は描いてみたくなる菜果でもあります。
イガグリも葉も、いかにも特徴的で、他の果実には見られない姿です。
昨年はイガグリに実が1個だけのものが大半でしたが、今年は2個、3個着いているものが結構あります。
イガグリから実が1個ポロリと落ちる瞬間を捉えてみました。
我が家の栗、今年は豊作。
見ている先から、落ちてきます。
やはり実一個のものが一番多いものの、実はぱっちりと張り、虫食いも少ない。
実は中型ながら甘味がありホクホク感の強い美味い栗です。
おかげで、今年は栗ご飯を繰り返しいただいています。


今年の栗は豊作

2021年09月24日 | 畑:果実類

今年の栗は9月10日頃から拾い始めました。豊作です。
我が家の栗としては、例年より少し早い。
これがメインの栗の木。


この栗の木は植えてから40年以上経ちます。


剪定を怠ったため大木となってしまいました。
今年は、天候不順にもかかわらず沢山穫れています。

夏にイガ栗が青いまま落果する年もありますが、今年はそのようなイガ栗は少なかったようです。


昨年は、イガの中にはまともな栗の実は1個のものが大半でしたが、今年は複数の実が結構あります。


虫食いも少なく張りが良い。


大木で、南傾斜になっていることから畑まで転がってくるイガグリが多く、少々邪魔になります。


この栗は丹波系で、実は中型。
大きい栗の実ではありませんが、ホクホク感が強く甘味も十分。
皆の評判がいい。
栗拾いの役は専ら助っ人。今年の栗は大変良いと言っています。


こちらの栗の木はかなりの晩生。


未だにイガ栗が青いままです。


品種は「筑波」だったと記憶していますが、曖昧になってしまいました。
植えて10数年経ち、大分成るようになってきました。
この栗はかなり大きな実です。
しかし、ほとんど穫ったためしがない。
拾う間もなくイノシシの餌に。
今年は少しは食べてみたいもの。





ダイコンの最終間引きと追肥土寄せ

2021年09月23日 | 畑:根菜類

ダイコンの間引きをし、追肥と土寄せをしました。
ダイコンは2回に播いています。
昨年は3回に播きましたが、今年は2回。
これは、その2回目に播いたダイコン。 一部は冬囲いに回ります。


品種は「耐病総太り」。
天候不順でどうかと思いましたが、発芽は良好で欠株はありません。
ハクサイなどから見るとダイコンはずっと強い。
一度間引きをし、2、3本立てになっています。


今回が最終の間引きで、1本立てにします。


次に追肥と土寄せをします。
少し早いですが、遅くなると機械作業がやりにくくなります。
例年、この流れで作業をしており、問題はありません。
畦の両側に速効性の肥料を施します。


畑の状態は水分が抜けておらず、過湿気味。
逆転ローターで土を上げます。


あまりはね上げると葉に掛かってしまうので、角度は最低に。
それでも土の掛かるものが出るので、払ってやります。
機械だけで土を根元まで寄せるのは少々無理なので、クワで使って土を根元まで寄せます。


これで最終間引き、追肥、土寄せは完了です。
その後、一時降雨がありました(写真は降雨後のもの)。


こちらは1回目に播いたダイコン。


1ヵ月余り経ちました。
少し遅れていますが、まずまずの生育。


しかし、やはり湿害の傾向。雨と照りが繰り返されて、土が締まっています。
「耐病総太り」らしい伸び伸びした姿にやや欠ける気がします。

直まきハクサイに追肥と土寄せをする

2021年09月22日 | 畑:葉菜類

ハクサイに追肥と土寄せをしました。
天候不順で、生育は遅れています。
品種はトーホク種苗の中晩生種「郷秋85日」。
8月24日に直播きしたもの。
スペースの関係で畝間は1メートルと広くなりました。


種播き時の条件が悪く、発芽しない株もあって、一部は追い播きしました。
生育のバラつきも甚だ目立ちます。
粘土質の畑のため、今年は一度たっぷり吸い込んだ水がなかなか抜けません。
この辺りの株のように揃えばまずまずですが。


1本立てにしたばかりの株もあり、土寄せするには少々早い。
ですが、機械作業がやりにくくなるので、早めに済ませました。
まず追肥。
畝の両側に速効性の肥料を施します。


管理機の逆転ローターで土をはね上げます。


水分が多くやりにくいものの、畝間を広くしたのは幸い。
それでも、はね上げた土が多少葉に付きます。


鍬で手直しをします。
機械だけでは株元に綺麗には寄せられません。


発芽が悪く後で追い播きした株は生育差が甚だしい。


何はともあれ終了しました。


少々早い追肥土寄せとなったので、結球前に再度追肥土寄せすることになるかもしれません。
こちらは早生ハクサイ。


品種はトーホク種苗の「郷秋60日」。8月13日に直播きしたもの。
10日ほど前に追肥と土寄せを終えています。
生育は遅れていますが、それなりの姿になりました。


10月半ばからの収穫が目安ですが、少し遅れるでしょう。
直播きハクサイとはいえ、これほど生育が揃わないのは近年稀。
畑の場所も含め反省点が多い。良くない時の記録ほど後の参考になります。



今年の香りの季節は早い

2021年09月21日 | 

例年、9月末から10月初めが我が家の香りの季節。
今年は早い。
キンモクセイの香りです。


1週間ほど前から強い香りを感じ始め、2、3日前が香りのピーク。今は薄れてきました。


今年の我が家のキンモクセイ。例年より開花が10日は早い。
昨年は逆に遅かったので、それと比べると半月以上も早くなりました。


気温が低いと早まり、高いと開花時期は遅くなると聞いていますが、今年の気候との関係はどうなっているのでしょうか。
家前の庭ではなく家裏にあるため、いつも香りを感じてから花が咲いたことに気付きます。


まして今年はこんなに早く咲くとは思わなかったので、完全に香りが先でした。
無数の花が咲いています。


大木なってしまったので、遙か先から香りを感じます。
高さが二階建ての作業場の屋根を突き抜けるまでになってしまいました。


訪問客もかなり遠くから香りを感じるようです。
全体を撮るのは難しい。


樹齢50年くらいではないかと思うのですが、定かでありません。
根元近くはこんな感じ。


その上。


キンモクセイは伸びも太りも早く、気付いた時には作業場の屋根に達するくらいになっていました。
小さいうちに伸ばさないような処置をすべきでしたが、後の祭り。
ヒコバエも沢山生えてきて始末が悪い。


作業場に掛からないように、これまで何度も枝切りしています。
しかし、花が無数に咲いたキンモクセイは壮観。


強い香りを感じながら眺めるのは気分が良い。
小生はキンモクセイの香りは特に好きでも嫌いでもありませんが。
我が家のキンモクセイほどになるとピーク時には香りが強すぎ、嫌う人もいるかもしれません。
キンモクセイの花の盛りは短い。


すでに、完全に開ききった状態になっています。


香りもピーク時から見ると、薄れてきました。
今年の我が家の香りの季節も、間もなく終わります。