里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

秋に庭で咲く山野草

2022年10月26日 | 

今どき、庭で咲く山野草が楽しめます。ほぼ例年並のようです。
ホトトギス。


ほぼ満開。


この辺り一帯はホトトギスが群生化していましたが、一昨年イノシシが侵入。
僅かだけ生き残り、少し回復してきました。


花弁の赤紫色の多数の斑点が野鳥のホトトギスの胸に入る模様に似ているらしい。


ダイモンジソウ。


満開を若干過ぎてきました。
昔からみるとかなり薄くなってしまいました。


小生の庭木の剪定で環境が変わってしまったことが要因とほぼ分っています。
白い小さい花を咲かせているところが清々しく、小生が好むところです。
小さい花弁が綺麗な大文字。


これはピンクのダイモンジソウ。


大分少なくなってきたからと、助っ人が植えてくれたもの。


ツワブキ。


これも助っ人が植えたもの。黄色は綺麗な原色に近い。
元々ここにはアズマシャクナゲの大株があり、枯らしてしまった跡です。


ベンケイソウ。


石垣の間に定着しました。


何気なく咲いていますが、いいものです。
石垣に他の植物とコラボして悪くありません。


キキョウ。


真夏から未だ咲いています。


コスモス。


今はもう残り花になりつつありますが、やはり秋にはこの花が似合うようです。
色が数種。








ウメモドキ。


山野草ではありませんが、今、庭で目立っています。
赤い実が一層際立ってきました。葉は黄ばみ秋を告げています。


ニシキギ。


これも樹木ですが、こちらの紅も目立って来ました。


やはり真紅の実。そして、葉も紅く染まり紅葉の先駆けです。



ブロッコリーの頂花蕾を穫り始める

2022年10月25日 | 畑:花菜類

ブロッコリーの頂花蕾を穫り始めました。
ブロッコリーは2回に播いています。穫り始めたのは1回目のもの。
種播き7月17日、植付け8月10日、追肥土寄せ9月10日。
今年は苗から植付け後の生育も一貫して順調、気温も高めに経過し、追肥と土寄せの効果も十分で旺盛な姿になっています。


穫れるのは少し遅れるかと思いましたが、順調のようです。
品種は「緑嶺」。


畝間は80㎝と広めながら、葉ですっかり覆われました。


株が旺盛だと花芽の生長は遅れがちになります。
しかし、大きな株にしないと大きな花蕾は穫れません。花蕾の大きさは株の大きさにほぼ比例します、
コンパクトな株なら花芽の生長は早まりますが、花蕾は小さい。その極端なものがボトニング(早期出蕾)。
この生育状態なら間違いなく大きな頂花蕾が穫れるはずです。


この時期は気温が高いと花蕾が乱れることがあります。
最近は気温が下がってきたので、硬く締まった花蕾になっており姿は良い。


花蕾のまだ小さい株。あまりに揃いすぎると一斉に収穫になるのでこのくらいのがあってちょうど良い。


側枝(わき芽)も思惑通りの太くしっかりした枝に生長しており、期待が持てそう。


2回目に播いたブロッコリーは花蕾が見え始まったところです。
これまでも年によっては、1回目のブロッコリーと2回目のブロッコリーの収穫がかち合うことがありました。今年はそのような心配はありません。
この頂花蕾を穫ってみます。


穫った跡。すでに側枝(わき芽)が伸びています。頂花蕾並の側花蕾を目指していますが、どうでしょう。


穫った頂花蕾は大きい。直径15㎝を越えています。3Lの大きさです。
丁度穫り頃で蕾は硬い。


これから頂花蕾、側花蕾そして孫の花蕾と春先まで穫り続ける計画です。


2年ぶりに鎮守の神社秋の祭典を挙行

2022年10月24日 | 暮らし

昨日、2年ぶりに鎮守の神社秋の祭典を挙行しました。
コロナ禍の中、一昨年の秋以来で、昨年春秋、今年春と3回の祭典を中止しています。
小さな拝殿なのでどうしても密集は避けられません。
今年の秋の祭典の可否について検討した結果、感染防止対策を徹底した上で執り行うこととなりました。
集落だけの小さな講中ながら、本社から御分霊を受け120年余りになります。
小生が代表を仰せつかっています。
本来は、年に一度、当番に当たっている方々が本社に代参して祈祷を受け御神符(お札)を頂きますが、一昨年から代参を控えています。
ただ、郵便祈祷という制度があり、手続きをして講中のお札と講員に配るお札を送って頂きました。
まず、早朝に世話人と当番者が集まり、境内を清掃します。


清掃で一番大変な石段。


綺麗になりました。


本殿を開帳。
本殿、拝殿も清掃し、ご祈祷に備えます。


その後に旗揚げとなるのですが、密な作業になるので自粛、しめ縄だけとなりました。


ご祈祷の前にお供え物などの準備をします。
米、水、塩と御神酒、海の幸、山の幸をお供えします。
自家製の野菜はキャベツにしました。それに甘柿です。
全員マスク着用で、対面は避け、極力一定の間隔を保つようにしました。
9時からご祈祷です。
宮司にご祈祷いただきます。


小生が代表してサカキを奉納。全員で二礼二拍手一礼で拝礼。
例年なら御神酒の回し飲みをするのが慣例ながら、自粛。
そして、この後は移動し皆で直会となるところですが、これも自粛。
御神符(お札)と、小瓶の清酒など少々の持ち帰りの品を配り、散会となりました。
物足りなさを感じる方もおられるでしょう。
全てが元に戻るのは何時になるか。再び感染者が増加する気配もあり、悩ましいところです。


シュンギクの抜き取り収穫を始める

2022年10月23日 | 畑:葉菜類

シュンギクの抜き取り収穫を始めました。
種播きは9月20日で、最終間引きをして10日ほど。結構伸びてきました。


一斉に抜き取り収穫は出来ないので、このくらいから穫り始めます。


品種は中葉春菊。本来は摘み取り栽培に向く品種です。
シュンギクの栽培には抜き取り栽培と摘み取り栽培があります。
我が家ではまず抜き取り収穫した後、摘み取り栽培に移行します。
バラ播きしているので、抜き取り収穫が最終の間引きになると言えるかもしれません。
今、株間が数センチ間隔になっています。
抜き取り始めの目安は草丈が15㎝くらいになった頃。


例年、抜き取りが終わるまでかなり混んでくるので早めに始めるようにしています。
抜き取りと言っても、実際には引き抜かず地際から切り取ります。


この方が汚れが付かず、周りへの影響も少なくて済みます。
すでにわき芽が見えてきました。
株が10~15㎝間隔に残るように抜き取り収穫します。
これが抜き取り収穫後。


できれば間隔15㎝以上が望ましいものの実践は難しい。


これで10~15㎝間隔ですが、わき芽が伸びてくれば狭いところが出てくるので、その時はさらに抜き取りします。


中央から左が抜き取り終了、右が抜き取りしていないこれからのところ。


少し小振りながら、問題なく使える大きさになりました。


数日後には草丈も20㎝くらいで食べ頃のシュンギクになります。
そうすると早いものは親茎が摘み取り収穫出来るくらいに伸びてきます。
遅れないように進めることが肝要。抜き取り収穫は数回で完了したいところです。


晩生の栗も2年続きの豊作

2022年10月22日 | 畑:果実類

晩生の栗を10日ほど前から拾い始めました。
早い丹波系の栗と同様2年続きの豊作です。
かなりの晩生で、品種は「筑波」だったと思うのですが、記憶が曖昧になってしまいました。


植えて10数年経ちます。
大分成るようになってきたもののイノシシの餌になることが多く、昨年初めてと言ってよい豊作でした。
今年も獣害はあるものの、大した被害にはなっていません。
数回拾い、今は成っている実は僅かになりました。


収穫は間もなく終わりです。
これが穫り始めた10日ほど前のもの。


この栗の実は大粒です。


イガグリが青いうちに開き、木に着いたまま実だけ落下するものが多い。


イガグリもパックリと割れるので、そのまま落ちたものも穫りやすい。


実が大きくイガグリを剥く必要がないので拾うのも楽です。
虫食いも殆どありません。


この栗の欠点は、このように皮が割れやすいこと。


木に成っている状態で割れているのが分ります。
実が大きくなるので、皮が割れやすいのかもしれません。


これは、助っ人が今回拾った栗。


やはり皮の割れているものが目立ちます。
中生の丹波系の栗は9月中でほぼ終わりました。
実の大きさではこの栗の方がはるかに大きい。しかし、残念ながら味では劣ります。
中粒の丹波系の栗より甘味が少なくやや大味のようです。
剥くための手間などを考えると一長一短といったところでしょうか。
今年は昨年に続き、2年連続で中生と晩生とも豊作となり、満足できます。