オリンピックディスタンス(以下OD)初挑戦となる天草トライアスロン30回記念大会
エントリーしてからというもの、昨年のスプリントディスタンス初挑戦とは違った圧力を感じていた。
スプリントはさほど練習しなくても完走する自信があったが、ODは そうはいかないだろう。
トレーニング開始は仙骨骨折が完治した4月からと、遅いスタートだった。
それでも4ヶ月近くの準備期間があり順調に練習を重ねてきたが、レース1週間前にまさかの風邪。
当日まで風邪薬を飲んでの挑戦に、やや不安を抱えての天草入りだった。
当大会はレース前日に 選手受付け/開会式/ローカルルール説明会 等がある。
受付やルール説明会を済ませなければ出走できないので、前泊が必須となる。
13:00~17:00 が受付時間で、14:00くらいに天草市民センター着。
選手受付、ヘルメット確認、バイク車検 と、合わせても10分ほどと手際がいい。
さすが30回の開催実績だな。
選手受付ではこんなリストバンドが留められる。
これにはゼッケンナンバーが印字されており、明日の大会終了まで外せない。
こちらはヘルメット&車検場の市民センター中庭
他にすることがない方はこれほど早く来る必要はなく、16時過ぎでも充分かと。
ただ市民センターの駐車場には限りがあるので、そこだけは考慮しといたほうがいいでしょう。
Nori は受付後、コースの下見に向かった。
先ずはスタート地点の本渡海水浴場
会場設定はほぼ終わり、スイムコースのブイ設置中だった。
ここからバイクコースの下見に、車で向かう。
スタート直後にコースは ツン と登っているが、ストリートヴューで見た感じよりも厳しくない。
最初のアップダウンを抜けると、コースは快適に海沿いを北上する。
途中に数箇所のアップダウンはあるが、概ねフラットのスピードコースだね。
一旦スタート地点まで戻って、次はランコース。
こちらは自転車で巡ろうと思っていたが、あまりの暑さにそのまま車で回った。
ランコースは4箇所の登りがあり、最後の種目としてはかなり厳しそうだ。
下見を終わり市民センターに戻ると 16:20
17:00 からは開会式が始まるので微妙な時間だったが、早めの夕食を摂りにカツ丼屋へ入ったのは16:30。
Nori「時間がないんだけど、すぐできますか?」
店員即答 「はい すぐできます」
・・・
Nori 「時間がないんだけど まだ?」 イライラ
店員「もうすぐですぅ」
・・・
16:50 やっと出てきたぁ
市民センターまで5分ほどかかるので、5分でスペシャルカツ丼をかっ込んだ。
味が分かるわけもなく、口の中は火傷ぉ
あわてて駆け戻った市民センターホールだけど、結果はさほど急ぐ必要もなかった。
開会式にお偉いさん達の同じような内容の挨拶が続き、ゲストや有力選手紹介を含め30分。
この間は無駄とは言わないけど、パスしてもよかったな。
開会式後に入室すると座る席はなくなってしまうけど、その後のローカルルール説明だけ聞けば目的は果たせる。
来年はそうしようかな。
ローカルルールを説明する審判長は、熊本で自転車のお世話になっている自転車店サイクリストの方だった。
さて今日のイベントは全て終了し、宿に向かう。
手配が遅かったため、少々離れた天草島の北端にある民宿泉しか取れていない。
宿近くのコンビに寄ると、そこには今回のサポーター Kazu,つき様、タロリンが丁度出てきた。
彼女らは本日天草観光とイルカウォッチングなどを楽しんできたらしい。
その後いつもの部屋飲みモードに突入し、21時に寝ようと目論んでいたが23時前になってしまった。
まあこれくらいのズレは想定範囲内かと。
zzzzzzzzzzzzzzz(- -)
翌朝 4:30 起床
サプリメント(風邪薬)を飲み、5:30 に宿を出て、15kmほど離れた会場に向かう。
車のテレビは最高気温33℃の予報を流し、「屋外での運動は禁止」 だって。
「そんなこと言われても なぁ」
昨日下見しておいた本渡中学校の駐車場着が 6時前。
天草はスタート地点に駐車場がなく、市内のいくつかの駐車場が指定されているが、ここは空いてる上に近いのでお勧め。
駐車場からは昨日受付でもらったトランジットバッグに用品を入れ、バイクでスタート地点に向かう。
アップにもならない短い距離で会場着は6:50。
トランジットエリアに入った途端、審判長にバッタリと出会った。
「おはようございます」
熊本ではまだ知人が少ないので、こんなところで知ってる人に出会うと安心するね。
まだラックにはあまりバイクがかかってないので、も少し遅くてもよかったかもしれない。
セッティングも程なく終わり、軽くランのアップがてら右側の堤防の先まで走ってみた。
海は穏やかで風も無く、暑さを除けば絶好のレース日和だ。
このあたりでトイレも済ませて、ほぼ万全の体制。
トイレだけど、スタート地点の近くに仮設がいくつか設置されているが、こちらは男女兼用で長蛇の列。
堤防先端には数は少ないがトイレがあり、こちらは空いている。
男子用の個室は二つのうちの一つが故障中なので2~3人の待ちはあるが、小なら待たずに足せるので、ちょっと遠いけどこちらがお勧めだよ。
8時にはトランジットエリアがクローズになるので、その前に一旦戻って設定の最終チェック。
昨年失敗したサイクルメーターの電源を忘れずにONし、バイクシューズのベルトを開放し、準備万端。
その後フィニッシュ地点で受け取る荷物を預け、計測用のアンクルバンドを受け取り、おもむろにウェットスーツを着込みスイムのアップ。
アップ中に顔に チクリ ときた (>_<)
どうやらもうクラゲが出ているようなので、さほど泳がずに水から上がる。
後はタラタラとスタートを待つだけ。
ここでやっと本日のサポーター3人が会場に到着。
写真撮ったりしばしふざけたり、相変わらず緊張感ゼロのスタート前だ。
さて <スタートまで編> はここまで
<レース編>は また後日