栃木在住もあと3ヶ月を切った。
しかしやり残したことがある。 それは いろは坂。
「自転車乗りとしてここは外せないでしょう」
しかし登りの主力であるクライマーやロードは既に小田原ベースに連れてってしまった後だ。
残るはMTBか KHS F20RC かだが、今回は電車輪行ができる F-20RC を選んだ。
最近のいろは坂は紅葉はまだだというのに、平日でも朝9時にはgoogle map に渋滞マークが出ている。
「こりゃ早くから行かんとな」てことで始発電車 氏家 5:21 発 ⇒ 宇都宮 ⇒ 日光 6:39 着
JR日光駅は趣があるね
走り出してすぐ、今までほとんど気にしてなかったがここって、結構登ってる。
漕ぎだして間もなく神橋
この橋、いつから入れなくなったんだろう?
日光駅からいろは坂の始点馬返しまでは車で来ると「登り」という認識がない区間だけど、人力だと確かに登りを実感させられるね。
ウォーミングアップのつもりだった区間だけど、温まりすぎくらいで馬返しに到着。
日光駅からここまでは標高差 335m を 10km かけて登ってきた。
そしてここから明知平までは 415m を 7km で登るため、斜度はほぼ2倍だ。
そのうえ、いろは坂は一方通行。
この標識を超えると引き返すことは許されず、登りきるしかないのだ。
「行けるのか 俺?」 「ホントに行くの?」 ・・・ 「行けよさっさと」
最初は下りの部分があり、やがて登りだすとすぐに
いろはの「い」で1番目のコーナーだから、何事もここからだね。
「ろ 2」 「は 3」 「に 4」 の看板は目につかず、次は 「ほ5」 だった。
「へ 6」までのこの区間、事前にあまり警戒していなかったのだが、実は平均斜度8%のハードな区間だった。
脈拍が155bpm程に上がり、年齢換算の最高心拍数が160bpmのNoriはこれ以上だと危うく、死んじゃうとこだったよ。
しかし今回の相棒 KHS F-20RC は文句も言わずに登ってくれる。
スピードは遅い。だがその分ペダル荷重は軽いので、身体に優しい走りができる。
まだ病み上りのコンディションから脱しきってはいないので、今回はこいつで良かったようだ。
やがて 「へ 6」 からつづら折れの区間が始まる。
ここは一番警戒していた区間だったが、平均斜度6%と意外に楽。
車で走るとハンドル操作が頻繁な為かきついイメージがあるが、これは予想外の発見だった。
木々の日影が直射日光を遮ってくれるのも、ありがたい。
淡々と登り続けるとやがて「れ 17」で黒髪平にたどり着く。
ここからは登ってきた道が見下ろせるので、達成感に浸れるね。
これだから坂登りは止められない。
黒髪平からは更に斜度が緩やかになり、平均5%くらいとなる。
ここまで大部分の区間をインナー・ローで登って来たが、ここからはシフトを数段上げることができる。
最後に少々斜度が増した気がしたが、思ってたほどの苦労はせずに明知平へ到着。
Yes いろは坂制覇 !
これで栃木にて思い残すことはなくなったよ
当日はも少し走ったけど、今回はここまでに。