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趣味には道具が必ず要ります
その道具に拘る話を少し…
趣味の写真でカメラに関心を持ちすぎて
色んなカメラを集める趣味があります.
クラシックカメラがあります
クラシックカメラの発売当時は最新型カメラです
戦前のドイツ製カメラはなかなか高価な存在でした
少年時代に写真機店で舶来のカメラを見てあこがれたものです
それが,戦後、中古品となって手の届く所にやってきました。
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このクラシックカメラが百貨店の特設中古カメラ売り場の
初日に開店と同時に殺到する
クラシック・カメラ・ファンの状況を
書いたエッセーを読んだことがあります.
「カメラが欲しい」(尾辻克彦・著者名)の題名のエッセーを
書いた作家が赤瀬川原平(あかせがわげんぺい)氏です。
武蔵野美術中退の画家・作家です。
作家、尾辻克彦著として「父が消えた」で芥川賞を
受賞しています.
「父が消えた」は芥川賞としては
珍しい短編で私は好きでした
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「鵜の目 鷹の目」は,作品を
新しい角度から見た、ユニークなエッセーです
「ちょっと触っていいですか」は画家の著者が
登場するクラシック・カメラを写真ではなく
鉛筆画かペン画で挿絵とする
ユニークな中古カメラを勧める
著書です.
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また、高齢化社会に「老人力」の著書で
その年の流行語大賞も得ています.
… … …
赤瀬川原平氏は,クラシックカメラのコレクターです。
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