昔は写真雑誌が多数発刊されていました
光画月刊、アルスカメラ、写真サロン、
サンケイカメラ、カメラ毎日、日本カメラ,
アサヒカメラなど花盛りでした
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結局,日本カメラとアサヒカメラだけに
なってしまいました
この数多くの月刊写真雑誌の
口絵は、女性ポートレートが
よく掲載されていました
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口絵の女性ポートレートの写真作家は
尾崎三吉氏、杉山吉良氏、松島進氏
大竹省二氏、秋山庄太郎氏、早田雄二氏などでした
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映画女優をモチーフに、秋山氏は女優さんの頭の上から
キーライトを被せて、独特のムードを醸し出していました
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松島進氏は、女優さんの斜め後ろから
鏡のレフ板で強烈なアクセントを付ける作風で
私はあこがれました
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アンドレ・ディーンズと松島進氏の
ヌードはきれいな仕上がりでした
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杉山吉良氏のヌードは
女性を海辺や河川敷、草原など自然のなかに
置いた独特のヌードでした
松島進氏のデータを見ると、ブロニー６×６判フィルムを
使う、一眼レフカメラ、レフレックス・コレレ
を愛用していたようです
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写真雑誌の記事で、このレフレックス・コレレは
良く故障すると書かれていました．
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その後、マスター・フレックスになり
やがて一眼レフのハッセルブラッドが
女性ポートレートやファッション写真に
使われたようです．
女性ポートレートの写真作家のことを
世間では婦人科カメラマンといわれていました
