初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

巨大なカラーテレビカメラ

2016年10月24日 22時12分03秒 | Weblog


テレビカメラの心臓部で

レンズからの映像を結ぶ撮像管、

イメージ・オルシコン管の誕生で

初めてテレビ放送が実用化されました

… … …

このイメージ・オルシコン管は

映画のネガフィルムの感度より、かなり高く

テレビスタジオの照明器具は

映画スタジオに比べてかなり少なくて

すみました



イメージ・オルシコン管の出現で

テレビ(モノクロ=白黒)が可能になったのですが

次にイメージ・オルシコン管でカラーカメラの試作が

始まりました。

… … …

当時の映像回路は真空管で構成されていましたから

カラーカメラは重くて大きなものになりました



私はカラー番組のテストで

大きなカラーカメラを操作することになりました

カメラの出力はカラー映像ですが

カメラのファインダーはモノクロのブラウン管でした

カラー信号のR・G・BのうちG(グリーン)信号を

ファインダーに映し出して(白黒画面)構図を整えて

ピントを合わせていました



イメージ・オルシコン管を使ったカラーカメラの

映像は水彩画のような淡泊な色合いでした

この巨大なカラーカメラを使ってドラマを

制作できるのだろうか…が私の印象でした