初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

トロピカルパッケージのパトローネ

2018年05月23日 22時14分11秒 | Weblog



モノクロフィルムの入ったパトローネで

撮影を終えると、ダークバッグの中へ

現像タンクと撮影済みパトローネを入れて

手探りで、フィルムを現像タンクのリールに

巻き込みます。蓋を閉めた現像タンクを

ダークバッグからとりだして現像していました。

ダークバッグの中でフィルムの入ったパトローネを

両手で押すと、一寸コツが要りますが

パチーンと音がしてパトローネの両側の蓋が外れて

フィルムを取り出せました。

一度、使ったパトローネに、未感光のフィルムを

装填して使うことができました…

私は、コダックの100フィート(30㍍)長尺

トライXフィルム(ASA400)を

パトローネに何回も詰めて使っていました




いつからか、カラーネガフィルムのパトローネの

両側の蓋が、かしめられて、外れなくなりました。

説明書を見ると、「トロピカル・パッケージ」と

あります。カラーフィルムだけでなく、

モノクロフィルムのパトローネも同じように

かしめられてしまいました…



これは噂ですが、新品のパトローネから

生フィルムを抜いて、

麻薬の密輸に使われたことがあった

というのです。

私には、納得のいく話でした

… … …

いつの間にか、世界中のフィルムメーカーの

パトローネはトロピカルパッケージになりました

トロピカルパッケージのパトローネから

撮影済みのフィルムを取り出すには

オープナーでパトローネを壊すか

フィルムリーダー?でフィルムを

取り出さなくてはならなくなりました…

… … …

以後、私は、パトローネの両側の蓋が

簡単に開けられる、フィルム詰め替え用の

昔風のパトローネを大阪ミナミのナニワ商会で購入して

自分でモノクロフィルムを巻き込んで

使っていました…