デジタルカメラの光電面(CCD)の標準サイズが
ライカ判に落ち着くのか私にはわかりませんが
デジタルカメラは電気カメラです
電気カメラの先輩にはテレビがあります
テレビの黎明期のモノクロテレビカメラの
撮像管はイメージオルシコン管(真空管)でした
その光電面が丁度、24×36ミリのライカ判
でした。従って、モノクロテレビカメラのレンズは
35ミリ銀塩フィルムカメラのレンズを使用していました
ニッコール35ミリ、50ミリ、85ミリ、135ミリ
の4本が、レンズターレット盤についていました
やがて、カラーテレビ時代になって、撮像管は
プランビコン管(真空管)になりました
この撮像管は最初5/4インチでしたが
日本では、一回り小さい1インチ管が標準になり
ニュース取材(ENG)では、もう一つ小さい
2/3インチ管が使用されるようになりました
つまり、カラーテレビカメラの撮像管は
どんどん小さくなってきました
現在、撮像管はCCDに変わりました
カラーテレビカメラの受光面の面積が小さく
なるのに対して、テレビ受像機はブラウン管(真空管) から
薄型の液晶テレビになって、42型とか50型とか
どんどん大きくなってきました