初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

親父への想い出

2018年10月26日 21時07分16秒 | Weblog


学生時代の私は、

二階の押し入れを一つ貰って

暗室にしていました…

遮光が不完全だったので

引伸しプリント焼き付けと現像のみでした。

フィルム現像は、ダークバッグで

現像タンクのリールにフィルムを

巻き付けて、液温計で現像液の

温度を調節しながら行っていました

フィルムの現像処理が済んで、

乾燥後、フィルムを見ていると

親父は、「俺に見せろ…」と

私の仕上げたネガフィルムを取り上げます






当時のカメラは自動露光ではなく

マニュアル露光でしたから

ネガフィルムの濃度はガタガタでした…

そのまだらになったネガフィルムを見ても

「フーン…」と云うだけで

フィルムの露出のバラツキには何も

云いません…




それから数十年経って気が付いたのですが…

… … …

息子がカメラを持ってどこをうろついたのか

ネガフィルムを見れば一目瞭然です

親父は、コイツはこんな処を彷徨いていたのか?と

思いながら、露光の不揃いな私の

ネガフィルムを見ていたのかも知れません…