海外(満洲國) への引っ越しは
大変でした。
船便で送る家財道具の荷造りは
オーバーなものでしたが
しかし、荷造りは日通の業者さんら
がするので別に大変では無かったのです
しかし、母親が別の意味で、大変でした…
母親は、荷造りする業者さんの傍らで
包装されていく家財道具の内容を
伝票に書き上げていきます
毎日、毎日、一週間ぐらい
続きました…
肝心の親父といえば、渡満組の
スタッフを連れて先に、満洲へ
行ってしまっています
引っ越しが済んで落ち着いてから
母親は親父に
「酷い目に遭わされた」
と文句を云っていました