アメリカから入ってくる
天然色映画はテクニカラー方式
でした。
テクニカラーは、まずカメラが特別で
白黒フィルムを三本使います。
撮影にこの三本の白黒フィルムが
同時に走るのでカメラの構造は
大げさです。
ー ー ー
話題になった天然色映画には
「風と共に去りぬ」があります。
この優れた色彩のテクニカラー方式映画は
アメリカで作られていました。
制作費が莫大なのか普及しません
ー ー ー
英国で、このテクニカラー方式の
天然色映画「赤い靴」や
「天国への階段」などが制作されました。
ー ー ー
「天国への階段」では、モノクロ(白黒)画面と
天然色画面が混ざった面白い作品でした。
日本では、このテクニカラー方式の天然色映画の
制作はありません。キッと制作費で折り合いが
付かなかったのでしょう。