映画のロケでは、カメラの守りする撮影部さんが大変でしたが、テレビのVTR中継、生中継では、機材一式がいつも中継車に積み込んでありますから、カメラマンは身体一つで現場に行けます。
連続テレビドラマ「嫁さこらんしょ」の里帰りのシーンのVTR撮りで、テレビ中継車を会津若松に持っていくことになりました。
いままで、東京から向こうへは中継車が出かけていません。
中継車のドライバーと側乗の制作技術のエンジニア1人は、途中で一泊します。
ロケ隊スタッフは中継車出発の翌日、それぞれ手ぶらで新幹線で出かけます。
ここで、大きなバス並みの大きさのカラー中継車について…
映像スイッチャー機器、カメラコントロール4台、2インチテープVTRが2台、カラーカメラ4台、カメラ用カムヘッド4台、カメラ用三脚4台、電動モーター付きドラムに巻かれた太い78芯のカメラケーブル100メートルを4台、で重装備です。
カラー中継車の設計、製作後、機材を格納、実装して転倒角試験にパスしています。
カラー中継車は、無事会津若松につきました。白虎隊の悲劇の飯盛山のロケ現場につきました。カメラをまず、組み立てます。
まず、電気を通してカメラの映像を確認します…。
カメラを使って、スイッチャーの切り替えテスト、VTRのテスト撮りをします。
OKで異常なしです…。
ロケの開始時間待ちです…。
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