初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

AM-AMステレオ放送

2009年01月07日 18時00分52秒 | Weblog
 テレビが始まって、世間は、映画、ラジオからテレビの方へ目が移りだしていきます。ラジオは受験生に人気の深夜放送でディスクジョッキースタイルが始まりました。映画はシネマスコープなど画面が横に広くなりました。LPレコードは45-45方式でステレオが始まりました。

 FMはまだ始まっていません。ラジオもステレオが考えられていましたが、民放には電波が一つしかありません。NHKが第一、第二放送を使って実験を始めました。そこて、朝日放送、毎日放送が時間をきめて始めました。当方も自作のラジオで間に合わせましたが、何分、同じラジオは二台とありません。スピーカーの前にカーテンで見えないようにして聞きました。ステレオの空間がなんとかわかりました。この実験放送はかなり長く続きました。そのうち、チューナー二つ、アンプ二つのラジオが製品化されました。

 ステレオ番組は試験電波としてセンサイクルの信号が聞こえてきて、アナウンサーがこの音が2台のラジオの真中から聞こえてくるように調節してください…。
ラジオドラマが始まります。
 左の方から電話のダイヤルを回す音が聞こえてきます。
 右のほうでは、この電話の呼び出し音がジリジリッ…と聞こえます。
 左から「もしもし××さん」
 右から「どちら様ですか」
という具合です。

 AM放送ですから空電などの雑音が別々に聞こえます。また、位相が反転すると立体感がなくなります。出力アンプのどちらかに、リバーススイッチがついていて、切り替えてステレオ感を確かめたりしました。
 そのうち、一つの放送局でステレオ放送ができるシステムがアメリカで始まりましたが、その方式が4つありまして、どれが本命か決まらないうちに消滅してしまいました。

 また、近年、ステレオ放送が始まりまた。私もこのステレオ放送の聴けるラジカセを購入しました。しかし、最近、ステレオが聴ける携帯ラジオが電化製品店にありません。NHKがステレオに無関心なのか、盛り上がりに欠けます。今回の方式はなかなか優れていると思うのですが…。

  

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