初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ジャズ あれこれ 4

2009年05月08日 18時00分43秒 | Weblog
写真説明:この二・三日、雨の降る日が続きました。雨が上がった今朝、散歩の途中で、水滴をたっぷり含んだ花を見つけました。

 雑誌で、流行歌手の新曲、吹き込み風景の写真を見ると、歌手一人で、風防をつけたマイクの前で歌っています。オーケストラは「マルチ・トラック・レコーディング」で先に録音されているのでしょう。

まるでカラオケスタイルです…。

 オーケストラで、編曲の変更、演奏上のNGのとり直しは済ませてあります。歌手でNGが出れば、とり直しは短時間です。

 昔のように、オーケストラの前で歌手が唄う一発どりでしたら、時間がずいぶんかかったのでしょう。結局、オーケストラと歌手は一度も顔を会わすことなくアルバムが出来上がります…。

 もはや一発どりは、楽団の歌手が歌ってそれを聞いている観客の拍手込みで録音するライブアルバムしかありません…。

 録音スタジオ制作に比べて雑音の多いところで音が悪いのにかかわらず、人気があるのは、この一発どりに人間味があるからでしょう…

 私の愛聴しているアルバムに「ファースト・タイム(1961年)」があります。デューク・エリントン楽団とカウント・ベイシー楽団がステレオで左右に別れてスタープレーヤーがバトルを繰り広げます。この2大楽団をよく一つのスタジオに集めたなと思って聞いていますが…、

 まさか「マルチ・トラック・レコーディング」ではないでしょう。私は一発どりと信じて聴いております。

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 「マルチ・トラック・レコーディング」でも一発どりでも、音声エンジニアの最終の問題はプレーヤーからどの距離に、マイクをセッティングするのか、マイクアレンジにつきると思っています。

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 写真、映画の場合は、照明だと思っています。最終的にはライティングの適、不適できまります。

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