初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ジャズ あれこれ 3

2009年05月07日 17時24分33秒 | Weblog
 録音技術と編曲によって、ヒット作が作られます。

古くは、キャピトル・レコードで録音技術で山びこの様に聞こえるマーガレット・ホワイティングの「ミスター・エコー」…。

ギター奏者、レス・ポールの「マルチ・トラック・レコーディング」で再生テープ・スピードを変えた演奏と嫁さんのメリー・フォードの多重録音のコーラスで「ザ・ワールド・イズ・ウェイティング・フォア・ザ・サンライズ(世界は日の出を待っている)」などがありました…。

 これは、レス・ポールがオーディオ録音に興味と趣味があったのでしょう。

 ナット・キング・コールの娘、ナタリー・コールが亡き父の「アンフォーゲタブル(Unforgettable)」で、亡き父と歌っているカバー作品には驚きました…。

 ナット・キング・コールが録音したときのテープはマルチ・トラック・レコーディングだったのでしょうか?。それに、娘のナタリーがオーバーダビングしたのです。これは米国のポップチャート5週連続1位でした。

 テレビ映画「ローハイド」、マカロニウェスタンの「荒野の用心棒」、「夕陽のガンマン」、「続・夕陽のガンマン」「ダーティ・ハリー」に出演した、クリント・イーストウッドは映画「バード」を制作します。

 彼は熱心なジャズファンで、日本ではマイナーな配給でしたから、梅田の小さな劇場で見ました。この作品は中途半端なものではなく、“バード”の綽名のアルトサックス奏者、チャーリー・パーカーを真面目に取り上げた伝記映画でした。あらためてクリント・イーストウッドを見直しました。

 この作品も音声にひと工夫ありました。チャーリー・パーカーの残されたレコードから、チャーリー・パーカーの音だけを拾い出して、新しいサイドメンでの音を入れ直す凝りようでした…。

 続く…


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