初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ID カード

2009年05月16日 18時29分51秒 | Weblog
手探りの状態で出発した民間テレビが、大きな装置のVTR数台の導入や、いろいろな資料の蓄積でテレビ局が手狭になりました。新社屋を建設することになりました。

新社屋の建設をきっかけに、この旧社内の悪癖を改めようということになりました。

 誰かが湯沸かし室で、太ったネズミを見たとかで衛生上好ましくないので、残業時の料理屋からの出前は禁止。無駄な資料を机に貯め込まない。「ファイリング」とか「ファイリング・システム」という言葉が流行りました。

 玄関受付に、ガードマン2人の常駐、外来者は必ず受付に来意を告げる。などです。

東京丸の内の「三菱重工爆破事件」や、政情不安定な国のクーデターで放送局の占拠、世の中が物騒になりました。

 やがて、IDカードの導入になります。よそのテレビ局も足並みを揃えて、カードといっても、IC埋め込みの本格的なものではなく、本人の写真と、所属などを記して、首から下げるものです。

それを入局する人間一人ひとりをチェックするようになりました。

たとえ、長年のベテラン社員でも、カードを忘れると、総務局に連絡して、仮のカードを出してもらいました。

 ラジオ番組のあるパーソナリティーがスタジオにタレント用のカードを忘れて外出してしまいました。

局に帰ってくるときに気付いたのですが、スタジオに入れません。手間取ったことがありました…。

 電通、博報堂、など広告代理店や一般会社でもカードを導入しています。

夏の甲子園・高校野球選手権大会は、主催者の朝日新聞社発行の首からさげるカードを中継制作技術管理部から担当の中継スタッフに配られます。

開会式のときは中継スタッフが増えます。カードの枚数が微妙に少し足りなくなります。

このカードがなければ、大会中の甲子園球場のどこへも行けません…。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿