初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

三輪そうめん

2009年05月23日 18時33分29秒 | Weblog
説明:大阪府東大阪市と奈良県生駒市の県境にある標高642㍍の生駒山。山頂付近のテレビ放送用のアンテナ群(大阪、京都、神戸方面行き… )。放送電波の切りかえに備えて、アナログ用アンテナと地上デジタル用アンテナが林立しています。

 そうめんは、兵庫県の「揖保の糸」奈良県の「三輪そうめん山本」が有名です。

 そのそうめんを作っている三輪そうめん、の作業風景を中継することになりました。
 
 そうめん作業場のご主人は、空を見上げて、今日は大丈夫と、うなづいてカーテンのように見える竿を庭に出してきて並べました。

 この竿のことを「かどぼし」と云うそうです。

 この「かどぼし」を背景にインタビューが行われる段取りでした。

 近くには、[山辺の道]、「大神神社(おおみわじんじゃ)」などがあります。

 桜井市のそうめんの作業場と本社大阪のテレビ局の間には大きな生駒山がそびえていますから、中継車のマイクロ波がテレビ局に直には飛びません。

 桜井市の中継現場のマイクロ波を生駒山の山頂で一度受けて、そこから大阪のテレビ局へマイクロ波を飛ばします。通称「二段中継」と云います。

 その「二段点」の技術スタッフの“STさん”が、そうめん作業場に打ち合わせにやってきました。

“STさん”は「雨降り男」として皆の間で云われている人でした。

“STさん”が姿を見せてしばらくすると、空に雲が湧いてきて、天気があやしくなりました。

そうめんの主人は

「今日は大丈夫のはずなのに」

と首を傾げて、「かどぼし」の竿をあわてて、片付けはじめます…。

 時間が来て、STさんは、持ち場の生駒山の中継二段点へ去ってゆきました。
すると雲も少なくなってくるのです。“STさん”が現れるとどうして「雲行きが」あやしくなるのでしょう。

 本番中に、はるかな生駒山を眺めますと、黒い雲が近寄っていきました…。
 
 昨日の「Sやん」といい、今日の“STさん”がなぜ「雨降り男」なのか不思議です…。

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