カセットテープ

　毎日、カセットテープを外付けHDに読み込んでいます。このHDは1TB(テラバイト)あるので、いくら読み込んでも、砂地に水を掛けるがごとく、いくらでも入ります…。

　毎日のノルマとして、テープ４本ぐらいが限度です。テープを読み込んでいるときコンピューターはマルチタスクが使えません。音楽を聴きながら、小説を読んだりしています…。

あるとき、テープレコーダー、ソニーウォークマンが全部故障してしまいました。

HD読み込みは中断です。１年もてばよいと、安物のラジカセでも買おうかと考えていました…。



「週刊アスキー」最近号の新製品紹介の記事に、「カセット・メイト」なる簡単な機械が紹介されていて、カセットを挿入して、ボリューム兼用のスイッチを入れると、テープは走るのです。巻き戻しができません。別のテープリワインダーが入用です。イコライザーもありません。ドルビーノイズリダクションの再生もありません。
なれると単純で便利な機械です…。

価格も高くありません…。

今日はこの「カセット・メイト」を使ってマイルス・ディビスのマラソンセッションのカセットを読み込んでいます。



「COCKIN’」の頭に入っている、「MY FUNNY VALENTINE」のイントロのレッド・ガーランドのピアノはバレンタインの可憐な姿が想像できて素晴らしいです。彼はボクサー出身という珍しい経歴です…。

　大阪にも「浪速のロッキー」の異名を持って、タレントになった赤井英和がいますが…。





「RELAXIN’」「STEAMIN’」と読み込みが進みます。

Miles Davis………Trampet
John Coltrane……Tenor Sax
Red Garland………Piano
Paul Chambers……Bass
Philly Joe Jones……Drams

契約の残りを消化するために「プレスティッジ」で、２日間で２４曲を吹き込む「マラソンセッション」です。絶好調のグループですが、マイルスもサイドメンも大変だったでしよう。この後、「コロンビア」に移籍します…。