初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ウォークマン登場

2013年01月21日 17時44分16秒 | Weblog


ソニーから再生専用の

携帯型テープ・プレーヤーが

発売されました



広告を見て

珍しいものが現れたと

近所の家電量販店へ行きました

34年ほど前だったのですね



軽い気持ちで出かけたのですが

現物はすでに売り切れでした

次の家電量販店も

売り切れでした

… … …

売り出してすぐに売り切れとは

気持ちが焦ります



結局、新発売のⅠ型ウォークマンは

手に入らず。デザインが変わった

Ⅱ型ウォークマンになって

やっと手に入れました



ソニーのこの大ヒット商品に

家電メーカーは一斉に

参入してきました

まもなく世界中に輸出されます

… … …

和製英語のネーミング「ウォークマン」

も広まってカセット・テーププレーヤーを

「ウォークマン」と云われるようになったようです



ワイシャツのことを

「カッターシャツ」(美津濃の商品名)

化学調味料が[味の素」と

呼ばれて通用するのに似ていますね








雑誌・FMファン

2013年01月20日 17時13分00秒 | Weblog


NHKも民放FM局も

レコード番組が

多くありました



それにクラシック演奏会の生中継

… … …

民放FMの「歌謡ベストテン」など

エアチェックに励みました



民放FM局の番組スポンサーが

「レコードをかけているだけの番組に

どうして金を払わなくてはならないのか…」

とボヤいている…

と聞いたことがありました



民放FMの番組の傾向が

レコード番組からAM放送のような

トーク番組が増えてきました



トーク番組はエアチェックして

一度は聴いても

レコード番組のように何度も

聴くものではありません



番組の傾向が変わったこともありますが

エアチェック・テープも沢山

集まって

エアチェック熱が徐々に冷めてきました



世間のエアチェック熱も

冷めたのかもしれません

番組情報誌「FMファン」は

2001年12月×号(12年前)から

休刊になってしまいました







ジェット・ストリーム

2013年01月19日 18時03分58秒 | Weblog


放送を聴きながら録音するときは

曲のつなぎのアナウンスやCM部分を

ポーズボタンで一時停止して

曲目だけを録っていました



情報誌、FMファンの番組表で

タイマー録音を予約すると

番組頭から終わりまでノンストップで

録れてしまいます



数年経って、このノンストップの

テープを聴いていると当時のCMが流れます

こんなCMがあったのかとナツメロCMです



当時、何の抵抗もなくタイマー録音の

ノンストップ録りした番組に

「ジェット・ストリーム」がありました




毎夜、24時から始まりました

ジェット・エンジンの爆音に混じって

フランク・プゥルセル・グランド・オーケストラの

「ミスター・ロンリー」が流れて

日航の機長と管制塔との交信にかぷさって

城達也の

「遠く地平線が消えて…深々とした心のやみに…」

で始まり

… … …

「夜間飛行のジェット機の翼に点滅するランプは

遠ざかるにつれ次第に星のまたたき…」

渋いナレーションで結ぶ、名番組でした



私のハードディスクに

当時のエアチェックテープ(カセット)から

スタンリー・ブラックとビリー・ボーン特集の

2本を移して今も時々聴いています










エア・チェック

2013年01月18日 18時12分19秒 | Weblog


FM放送は雑音が少なくて

しかもステレオ放送です

… … …

NHKに次いで

民間FM放送が各市で

始まりました



FMは新しい演奏のクラシックや

ジャズ、歌謡曲など音楽番組が

花盛りでした



このFM放送を

テープで録音するのが

流行りました



放送を録音するのを

エア・チェックと

呼ばれていました



カセットテープレコーダーの

録音/再生の切り替えスイッチを

録音側に倒しておくと

番組時間にセットした

タイマーONで

レコーダーは録音を始めます



エア・チェックに便利なように

放送番組表を載せた雑誌

FMファンやFMレコパルが

ありました








クロストーク

2013年01月17日 20時57分48秒 | Weblog


カセット・テープの前

私はティアックの

オープン・リールレコーダーを

使っていました



テープスピードは19センチでした

4トラックの録音済みテープも

発売されていました



ステレオは左右の分離が大切です

その度合いをアイソレーションと

呼んでいます



LPレコードは1本の音溝の左右で

ステレオ録音しますから

どうしてもクロストークが…

分離が悪いというのです



その点、4トラックテープは

左右が独立したチャンネルで

録音されていますから

音の定位がよいというのです



テープを再生するのには

曲の頭出しや、巻き戻しで少し厄介です

… … …

LPレコードの場合はカートリッジを

目的の曲頭に簡単に下ろすことが出来ます



4トラックテープレコーダー派は

コンパクト・カセット・テープに移ります

オープン・リール・テープ派は

テープ速度38センチで走る

38ー2トラ(さんぱちツートラ)派として

残りました












カセット・テープ・レコーダー

2013年01月16日 19時35分56秒 | Weblog


私は電化量販店で簡単な

機械を見つけてスタートしました



レコードプレーヤーとAM、FM

ラジオを1つの箱に納めたものです



スピーカーは8インチスピーカーを

密閉箱に入れたものです



レコードプレーヤーはリムドライブで

3スピードの16、45、33回転でした

… … …

16回転レコードは一度も聴いたことも

コレクションもありません




レコード鑑賞を趣味にすると

再生装置とレコード収集の

どちらに重点を置くか悩むところです




流行りだしたカセット・テープ・レコーダーも

揃えました



東芝のレコーダーでノイズリダクション

アドレス(adres)を使いました



このアドレスは毎回キャリブレが必要でした

… … …

ノイズリダクションも日本ビクターの

アンルス(ANRS)やドルビーB方式など

賑やかでした








エンクロージャー

2013年01月15日 20時52分17秒 | Weblog


LPレコードの音源を

カートリッジで拾って

アンプで増幅してスピーカーを

駆動して音楽を聴きます



微弱な音声信号を忠実に増幅して

スピーカーを機械的に駆動する

最後の場所にいるスピーカーが

特に大事だというのです



スピーカーメーカーは日本では

ヤマハ、パイオニア、三菱、

フォステックス、オンキヨー

ハーク、ミューズなど

舶来はJBL、タンノイ…



これら有名なスピーカーを

スピーカー・ボックスに取り付けます



スピーカー・ボックスはエンクロージャーと

呼ばれて、色んな構造がありました



大がかりなエクスポーネンシャルホーン

また、四角い穴が開いたバス・レフが

標準だったようです



スピーカーを小さな箱に詰め込んで

本棚の本に並べる

ブックシェルフというのも

ありました.










トーン・アーム

2013年01月14日 19時09分46秒 | Weblog


レコードから音を拾い上げるのが

カートリッジです



カートリッジはトーン・アームに

取り付けられています






ピッカリング社製はストレートで

長いパイプ状のトーン・アームでした



トーン・アームはその長さを半径として

レコードの上を円弧状に進んでいきます



レコードをトレースしていくカートリッジは

レコードの中心に向かって力が働くそうです



その内側に働く力を打ち消すために

インサイドフォース・キャンセラー

と称してトーン・アームに工夫が凝らされました



オルトフォンのトーン・アームは

インサイドフォースを打ち消すために

錘を糸でぶら下げてバランスをとっています

まるで化学実験道具のような印象でした










シュアVー15(カートリッジ)

2013年01月13日 19時17分13秒 | Weblog


LPレコードがステレオになって

音溝が複雑になりました




その音溝を忠実にトレースする

カートリッジの優劣が問題になりました



先日、オーディオマニアのT鋪さんと

の世間話で楕円針を思い出させてくれました



円い針先と楕円針が売り出されていました



カートリッジもMC(ムービング・コイル)型

とMM(ムービング・マグネット)型の

2種類がありました

扱いの厄介なMC型の方が音が

良いとかいろいろ議論が

大変でした



カートリッジメーカーも

日本のオーディオ・テクニカ、

電音(DENON)

… … …

エラック、ピッカリング

オルトフォン…



MM型のシュアVー15が

日本でベストセラーになりました

何度かモデルチェンジしていました。