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けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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神を観る

2008-04-08 16:42:35 | 東洋医学全般
なんか神がかった表現ですね。

これは「しんをみる」と読みます。「神(しん)」とは人から出る雰囲気というか、オーラというか、影という感じのものです。
東洋医学の診断は、患者さんがドアを開けて入ってこられたときからスタートすると言われています。その患者さんのその日の第一印象を観るのです。
この「観る(みる)」というのは、決して「じろじろと見る」というのではなくて、ちょっと視点をぼかして風景を観るというか、美術品全体をみせていただくような感じです。何かを探るように見つめたら怖がられてしまいます。

子供のころにお世話になった親戚のおばさんがひょっこりと訪ねてきてくれたときに、「どお?元気だったの?」という感じで観るのです。

先日、久しぶりにいらっしゃった患者さんが、とてもいい顔をしていらっしゃるのに気づきました。こういう場合はその患者さん自身の運気のようなものが追い風であることも多く、体も健康で笑顔が似合うようになっているわけです。大変うれしいことです。

皆様に幸あれ!!

日本伝統鍼灸漢方
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