高齢者は、歯科治療、特に抜歯をした後に、急に体力氣力が落ちたり、一時的にぼけたようになることがあります。ここでケアを怠ると、痴呆や寝たきりになるきっかけを作ってしまうことがあるので、じっくりと栄養と温かさで補ってあげましょう。
東洋医学的には、歯は腎と深いつながりがあります。
腎とは、五臓である肝、心、脾、肺、腎の中の一つで、先天的な精気をつかさどる臓器です。
ご存じのとおり、西洋医学的には腎臓ということで、その基本は、水分をろ過し、尿を生成して体の毒素を出す臓器として分類されているにすぎません。
東洋医学では、敢えて腎臓の臓の字をとり、「腎」として表現され、とても広い範囲を網羅しています。
1.先天的な精気、親やご先祖から受け継いだ生命力、遺伝的な気質体質をつかさどります。
2.体を温かく保つ陽の気を漏らさないようにする機能も備えています。
3.精神的には恐れるという感情と同時に、物事をやり遂げるという意志を担います。
4.生殖能力の源でもあります。
5.骨や歯の精製や治癒力、保持力の源でもあります。
逆も真なりで、上記5番の歯や骨を傷つけると、「腎」特有の機能が落ちてしまうことがあるのです。
よって、歯科治療をしたあとは、1週間位はそれなりのケアをしてあげましょう。
これらが簡単なケアの方法です。
1.体が冷えないように、着るものや、暖かい部屋の確保に努めてあげる。乾布摩擦などもよろしい。
2.山芋、オクラ、里芋など、地味のある食材で精をつけてあげる。これは翌日から効果が見られます。
3.スープや味噌汁にしょうがのしぼり汁を1-2滴落としてあげるのも大変よい方法です。
4.ショウガはショウキョウと発音して、胃腸を補い温めて、後天的な力を増すので、虚してしまった腎にも作用をいたします。
5..足三里(あしさんり)や腹部正中線上にある、中脘(ちゅうかん)や関元(かんげん)にお灸をする。
お灸は普通に薬局で売られている、せんねん灸でじゅうぶんです。ツボの位置も検索をすればすぐにわかります。
もし、漢方薬をお使いになりたい場合は、体質体調や感情の状態を診て、八味地黄丸、補中益気湯、十全大補湯などの漢方薬を与えのもよいでしょう。
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