ここにいらっしゃるSimon Lee先生はちゃんとした内科医の先生で、且つ移民局の許可を受けた永住権申請用の健康診断書を書く権利をお持ちでもあります。
よくチャイナタウンなどで見かける、結婚、離婚、労働ビザ、移民請負事務所などど書かれた怪しげな中国系の事務所の委託も受けてる先生です。
https://www.yelp.com/biz/simon-lee-md-burlingame
彼の良いところは、移民局の書類だから、多少健康に難があってもちゃっちゃっと書いてくれちゃうところです。
米国はとくに結核になったことがあるとか、事故などで肺を痛めたことがあって、レントゲンで肺に影が映った人は、移民局のお達しで、一般の病院ではなく、必ず政府の総合病院で痰の培養検査を受けさせられて、問題ないことを証明しなければいけません。この総合病院の予約から結果が出るまでに3か月ほどかかってしまいます。
グリーンカードがほしい人にとって、健康診断書の提出は最終書類なので、一日も早く提出して永住権を手にしたくてうずうずしている状態です。このようなときに3か月以上お預けを喰らうのは大変つらいものです。
この先生にお願いをすると、レントゲン検査なし!、簡単な問診と触診で翌々日には書類を完成させてくれます。
キャッシュで$300位です。これは大変よい値段です。
レントゲンを撮らされると、他の業者に行かされて$250はとられるので、それだけでも大節約です。
血液検査は近くの業者に行かされますが、これは$100ぐらいでおさまります。
じゃあ、この先生の医師としての腕はどうでしょう?
私は大変良いと思います。私たちもPPOの保険を持っていたので、この先生に定期検診をお願いしてたことがあります。
とても丁寧でよい先生です。
驚いたのは母が検診を受けたときに、服の上から彼女の背中をトントンとたたいて、彼女は片方の肺が動いてないようだとおっしゃり、そのあと聴診器で確認して、やっぱりそうだ!とおっしゃっていたことです。
母は70年ほど前に片肺を切除しているので、触診、打診をすると、微妙の発生する音が違うのです。健常者が鼓音という音を出すところ、彼女はべチャッとした音が出ます。
ちゃんと患者さんの体に触れて的確な診断をする西洋医師は米国では珍しいので、感心しました。
大きなメディカルビルです。
ここです。
このビルの4階です。
このビルの受付のお姐さんは、たしかジュディさんだったかなあ。。。クレージーキャッツのハナ肇に似ている人で、かなりぶっきらぼうでおっかないのですが、そこをぐっと押して「予約はできるかけ早く!」「何とかしてくれ」と頼み込むとムスッとしながらもちゃんとやってくれます。「怖い顔しかできない病のいい人」ではないかと思います。
あ、移民の書類に関しては、領収書がほしいなんて野暮なことはいっちゃあいけませんぜ。。。
そこは暗黙の了解ということで。。ちゃんとやってくれるのでご安心を。。
漢方アメリカOnline
http://www.kanpouamerica.com/
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