けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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きゅうりを炒めてみました

2019-12-11 22:51:15 | 料理をつくる

キュウリとひき肉の炒め物です。

良い香りです。

漢方薬には薬性という考え方があります。五性とも言い、寒、涼、平、温、熱で表現いたします。
これは生薬が人体にもたらす、温める作用と冷やす作用の程度を表しています。

もちろん、食材にもこれが当てはまります。
「秋ナスは嫁に喰わすな」といいますが、一説では、ナスは寒性ゆえ、丈夫な跡継ぎを生んでもらうために、お嫁さんの体を冷やさないようにとの配慮ともいわれています。どうも、嫁いびりの言ではないようです。
昔は「男の子を産め!世継ぎを産め!」と姑からいびられるシーンがあったわけですね。そういう場合、今ではお嫁さんが堂々と姑さんに「男の子が生まれないのは、あなたがお産みになった息子にY染色体がないからですよ!あなたの責任ですよ!女性にはX染色体しかないのをご存じないのですか?」と切り返せるわけですね。おっと、話がずれてしまいました。。。世界は一家、人類はみな兄弟姉妹。。。笹川良一かい。。

さて、キュウリは涼性のようです。血気盛んな若造のころは繊細さに欠けていたせいか、そういうことは全く感じなかったのです。
しかし、中年になった今、キュウリを食べてみると、確かに体のほてりが収まりますね。

食事の時はなんでもありがたくいただいて、その味の良さとともに、どの食材もこのように体に一定のよろしい作用があることを感じ取るようにしながら食べると、もっと幸せを感じることができると思っております。


ペルシャキュウリです。

こちらではなかなか日本のキュウリが手に入りません。
割と味と食間が似ているペルシャキュウリでしたら簡単に手に入ります。
これはぬか漬けには少し水っぽいのですが、冷やし中華のわきに添えたり、炒め物に混ぜたりして使うと結構いけます。

しかし、キュウリはうっかりするとすぐに傷んでしまします。
そこで、ほぼキュウリだけでできる料理はないかと探してみると、こんなのが出てきたので、さっそく作ってみました。


麻婆豆腐用にテンメンジャンが家にいあったので、助かりました。

これは麻婆豆腐の過去記事です。
https://blog.goo.ne.jp/keisclinic/e/0602303e8a8aba245290d6ad31b13520

おいしかったです。
普段はきちんとレシピどおりに作る方なのですが、こちらの豚肉は少しにおいがきついので、炒める際にコショウとショウガ少々入れました。
油通しは少し面倒だったので、別々に炒めてみました。

この動画を参考にいたしました。
https://www.youtube.com/watch?v=xPM-k89CIOg&list=LLfQtgRQK3PFbpmqjtVg5Fzw&index=53

この動画の出展者は㈱裏地工務店とありますが、こういう動画を出すなんで、うれしい工務店さんですね。




漢方アメリカOnline
http://www.kanpouamerica.com/



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