ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

不思議な新人猫 3

2014-09-25 16:34:57 | 
家の庭まで子猫を咥えて連れてきた、ファーという猫の続きです。
いろいろあり結局家猫になってしまいましたが、すぐに先住猫たちにも慣れ、だんだん子猫化してきました。確かに子猫を運んできたときは2Kgしかなく、まだ6,7か月ぐらいの子猫だったのですが、家に入ってからも非常に大食いでした。やれば何でも食べていたのですが、だんだん食べる量が減り、えり好みするようになるとともに体重も3Kgになってしまいました。何にでもじゃれつき、家じゅうを走り回っています。こんな子猫がよく赤ちゃん猫を育てたものだと、本能に感心していました。
人間にもすぐ慣れ、私やかみさんにくっついて歩いています。そこで私が外に出るときに、ファーも出したところ、ちゃんとついて来ることがわかりました。まだ暑い時期でしたので、少し涼しくなる4時ぐらいに、猫との散歩が日課のようになりました。この猫との散歩はなかなか楽しいもので、もちろん猫ですので他の家の庭などに入り込みますが、見えなくなっても”ファー”と呼ぶと、ピョンピョン飛んできます。ただ車が来たり、他の人と会うとかなり怖がってしまい、見えなくなるまで固まっています。まあ散歩といっても500mくらい行って帰るだけですが、この途中で奇妙な行動をとることがわかりました。家から200mくらいところに低い里山があり、通称どんぐり山と呼んでいますが、ここも開発が進み、木が切られて住宅が建ち始めています。このどんぐり山まで行くと、低いフェンスを飛び越え、山の斜面の途中まで走っていき、私のほうをみてニャーニャー鳴くのです。どうもこのあたりに子育てをした住処があるようです。これは何回行っても同じですので、確かめてみたいのですが、とても人が登れるような斜面ではなく、あきらめています。

ここから家まで往復して子育てをし、赤ちゃんを連れてきたとすれば、母猫の本能とはいえ本当にすごいことだと感心しています。