昨日の男子決勝戦で、全豪オープンが終わりました。この大会の良いところは、時差がほとんどないため非常に見やすい時間に観戦できるところです。
今シーズン最初のグランドスラムとして、いろいろ見所がありました。ここ数年ビッグフォーとして強さが際立っていた4人ですが、そろそろ世代交代で若手が出てくるかというのもその一つです。
その筆頭が錦織で、カナダのラオニッチ、チリッチ、デミトロフという名前が挙がっていました。そのうちデミトロフはあまり良い成績が残せず、今回は27シードで参戦しましたが、3回戦でフェデラーに敗れました。チリッチは12シードとトップ10直前なのですが、やはり3回戦で敗れました。錦織は第7シードと良い位置につけ、順当に勝ち上がりベスト8まで行きましたが、準々決勝でジョコビッチの壁を破れませんでした。
その点ラオニッチが活躍しました。昨年けがなどで13シードとやや下がりましたが、4回戦でワウリンカを破ると、順当に勝ち上がり、準決勝でマレーと対戦しました。これもよい試合になり、接戦でフルセットの戦いになりました。しかし残念なことに、4セット目でラオニッチが右足付け根を痛めてしまいました。そのためファイナルセットは動きが悪くなり、マレーを破ることはできませんでした。
準決勝のもうひと試合は、No1ジョコビッチとNo3フェデラーというビッグフォー同士の戦いとなりました。34歳フェデラーは引退というような話も出たことがありましたが、今回は非常に安定した試合で、危なげなくここまで勝ち上がりました。しかしこの準決勝はジョコビッチの強さが光りました。フェデラーもネットに出たり、うまいドロップショットを入れるなど、多彩な攻めを見せましたが、ジョコビッチはことごとく返していました。フェデラーはそれでも1セットを取りましたが、完敗といってよいような内容でした。
さて昨日の決勝戦は、No1とNo2マレーという順当な顔合わせとなりました。ここまで何試合かジョコビッチの試合を見てきましたが、マレーでも破るのは難しいかというほど安定していました。ジョコビッチは守備が固いという言い方をしますが、単に返すだけではなく、微妙にボールに変化をつけているようです。マレーのショットが通常ならば決まりそうなところに入っても、帰ってきますので、さらに厳しいコースということでミスとなってしまいます。見ていると、なんでこんなミスをということが多いのですが、ジョコビッチ相手だとやむを得ないのかもしれません。
結局ストレートでジョコビッチが勝ちました。この大会もナダルを除くビッグフォーの強さが際立ち、世代交代などまだ先の話のようです。この2週間はテニス漬けとなりましたが、面白さを満喫できました。
今シーズン最初のグランドスラムとして、いろいろ見所がありました。ここ数年ビッグフォーとして強さが際立っていた4人ですが、そろそろ世代交代で若手が出てくるかというのもその一つです。
その筆頭が錦織で、カナダのラオニッチ、チリッチ、デミトロフという名前が挙がっていました。そのうちデミトロフはあまり良い成績が残せず、今回は27シードで参戦しましたが、3回戦でフェデラーに敗れました。チリッチは12シードとトップ10直前なのですが、やはり3回戦で敗れました。錦織は第7シードと良い位置につけ、順当に勝ち上がりベスト8まで行きましたが、準々決勝でジョコビッチの壁を破れませんでした。
その点ラオニッチが活躍しました。昨年けがなどで13シードとやや下がりましたが、4回戦でワウリンカを破ると、順当に勝ち上がり、準決勝でマレーと対戦しました。これもよい試合になり、接戦でフルセットの戦いになりました。しかし残念なことに、4セット目でラオニッチが右足付け根を痛めてしまいました。そのためファイナルセットは動きが悪くなり、マレーを破ることはできませんでした。
準決勝のもうひと試合は、No1ジョコビッチとNo3フェデラーというビッグフォー同士の戦いとなりました。34歳フェデラーは引退というような話も出たことがありましたが、今回は非常に安定した試合で、危なげなくここまで勝ち上がりました。しかしこの準決勝はジョコビッチの強さが光りました。フェデラーもネットに出たり、うまいドロップショットを入れるなど、多彩な攻めを見せましたが、ジョコビッチはことごとく返していました。フェデラーはそれでも1セットを取りましたが、完敗といってよいような内容でした。
さて昨日の決勝戦は、No1とNo2マレーという順当な顔合わせとなりました。ここまで何試合かジョコビッチの試合を見てきましたが、マレーでも破るのは難しいかというほど安定していました。ジョコビッチは守備が固いという言い方をしますが、単に返すだけではなく、微妙にボールに変化をつけているようです。マレーのショットが通常ならば決まりそうなところに入っても、帰ってきますので、さらに厳しいコースということでミスとなってしまいます。見ていると、なんでこんなミスをということが多いのですが、ジョコビッチ相手だとやむを得ないのかもしれません。
結局ストレートでジョコビッチが勝ちました。この大会もナダルを除くビッグフォーの強さが際立ち、世代交代などまだ先の話のようです。この2週間はテニス漬けとなりましたが、面白さを満喫できました。