新型コロナウイルスへの感染防御策として、医療機関に通院せず自宅や外出先で診療を受けられるオンライン診療が注目されています。
オンライン診療とは、スマートフォンやパソコンのビデオ通話機能を使い、医師が自宅などにいる患者を診察して薬を処方するものです。
通院や診察待ちの時間が無くなり、交通費も節約できて病院で他の病気に感染するリスクもないので、今回のパンデミックをきっかけに、中国では急速に導入が加速しつつあるようです。
政府は3月末に新型コロナ対策でオンライ診療を活用する方針を固め、4月6日以降に発表される経済対策第3弾の中に、オンライン診療事業への補助金支出を盛り込むとされています。
私は先月末に毎月貰っているぜんそく吸入薬がなくなるので、いつものクリニックに行ったところ、待合室が一杯になるほどの人でした。気持ちが悪いので車で待っていましたが、このように毎回同じ薬を処方してもらう場合など、オンライン診療は有効と思われます。
これに強く反対しているのが日本医師会です。このオンライン診療は、2018年4月には保険対象になったものの、規制だらけで使い物にならず、利用している患者はほとんどいないというのが現状のようです。
日本医師会は医師法20条の規定に、医師は自ら診察しないで治療や処方箋を出してはならないと定めており、これを根拠に反対しています。
医師会の副会長も、医療の大原則は医師と患者の信頼関係に基づく対面診療にあり、利便性のみで安易にオンライン診療が行われるのは不適切と主張しています。その他医師会は反対理由として、ニセ医者が横行する恐れがある、営利優先の手抜き診療が行われる恐れがあるとも主張しているようです。
この反対の背景には、オンライン診療が普及したら、患者は自宅にいながらスキルの高い大学病院や著名な医師のいる病院の診療が受けられるようになるので、スキルも知名度もない診療所などは淘汰されてしまうという心配のためとされています。
現在はあくまで新型コロナ感染拡大と医療崩壊阻止のためですので、この様な理屈はさすがに通らなくなっているようです。今回の対策でどの程度オンライン診療が広まるのか分かりませんが、私がかかっている小さなクリニックなどは無理かもしれません。
それでも有名無実となっているオンライ診療(私はどこがやっているのかさえ知りませんでした)が、大病院からでも実施されれば、一般の人も使えるシステムまで広がる可能性を願っています。
オンライン診療とは、スマートフォンやパソコンのビデオ通話機能を使い、医師が自宅などにいる患者を診察して薬を処方するものです。
通院や診察待ちの時間が無くなり、交通費も節約できて病院で他の病気に感染するリスクもないので、今回のパンデミックをきっかけに、中国では急速に導入が加速しつつあるようです。
政府は3月末に新型コロナ対策でオンライ診療を活用する方針を固め、4月6日以降に発表される経済対策第3弾の中に、オンライン診療事業への補助金支出を盛り込むとされています。
私は先月末に毎月貰っているぜんそく吸入薬がなくなるので、いつものクリニックに行ったところ、待合室が一杯になるほどの人でした。気持ちが悪いので車で待っていましたが、このように毎回同じ薬を処方してもらう場合など、オンライン診療は有効と思われます。
これに強く反対しているのが日本医師会です。このオンライン診療は、2018年4月には保険対象になったものの、規制だらけで使い物にならず、利用している患者はほとんどいないというのが現状のようです。
日本医師会は医師法20条の規定に、医師は自ら診察しないで治療や処方箋を出してはならないと定めており、これを根拠に反対しています。
医師会の副会長も、医療の大原則は医師と患者の信頼関係に基づく対面診療にあり、利便性のみで安易にオンライン診療が行われるのは不適切と主張しています。その他医師会は反対理由として、ニセ医者が横行する恐れがある、営利優先の手抜き診療が行われる恐れがあるとも主張しているようです。
この反対の背景には、オンライン診療が普及したら、患者は自宅にいながらスキルの高い大学病院や著名な医師のいる病院の診療が受けられるようになるので、スキルも知名度もない診療所などは淘汰されてしまうという心配のためとされています。
現在はあくまで新型コロナ感染拡大と医療崩壊阻止のためですので、この様な理屈はさすがに通らなくなっているようです。今回の対策でどの程度オンライン診療が広まるのか分かりませんが、私がかかっている小さなクリニックなどは無理かもしれません。
それでも有名無実となっているオンライ診療(私はどこがやっているのかさえ知りませんでした)が、大病院からでも実施されれば、一般の人も使えるシステムまで広がる可能性を願っています。