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ごっとさんのブログ

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接種が進むモデルナワクチンの特徴

2021-07-03 10:26:17 | 時事
 新型コロナのワクチン接種は順調に進み、政府が目標にしていた1日100万人も達成できているようです。

高齢者から始まり、現在は職場や大学などでも本格的に始まっています。私の市では接種券の配布が75歳以上から始まったようで、私の元に届いたのはやや遅くなってしまいました。

集団接種会場で受けるよりは、かかりつけのクリニックで接種したいということで、少し遅くなっても個別接種を予約しましたので、7月初旬が1回目となりました。

麻雀仲間などは2人が75歳以上ですので、既に2回接種が終わったようですが、全員が接種できるまで麻雀は自粛しようということになっています。

このところワクチンに関する情報は非常に多く発信されていますので、ここではモデルナ製ワクチンの特徴についての記事を紹介します。モデルナワクチンは職域接種などに使われていますが、ファイザーと同じRNAワクチンとなっています。

臨床試験によると、2回目の接種から2週間たってからのワクチンの発症予防効果は94.1%とされています。ちょっと高すぎる気はしますが、接種していない場合と比べ発症するリスクが17分の1に減る計算になります。

世界保健機構(WHO)のまとめでは、このワクチンがウイルスを中和する能力への影響は、英国株(アルファ株)では「低下無し〜微減」としていますが、インド株(デルタ株)についてはまだ不明のようです。

副反応としては、日本人を対象にした治験で、接種部位の痛み(1回目82.7%、2回目85.0%)や頭痛(13.3%、47.6%)、疲労(18.7%、63.3%)、筋肉痛(37.3%、49.7%)などが挙げられており、1回目より2回目がやや強く出る傾向があります。

いずれも接種後1〜2日後に現われて、数日続くケースもあるようです。特徴的なのは、接種から週間ほどたった後でも、接種した場所が腫れる反応があることで、米国ではモデルナ・アームと呼ばれているそうです。

1回目の接種後1%ほどの人に見られ、直径10センチ以上の範囲に出ることもありますが、2回目を受けることには問題なさそうです。頻度はまれですが重大な副反応として、アナフィラキシーも報告されています。

この症状が出てもアドレナリン製剤を注射することで治療できるとしています。こういった副反応情報は多いのですが、やはりワクチンを打つことで安心できるというメリットは大きいため、私は予約通り接種することにしています。

家には鎮痛薬や解熱剤もありますので、その程度で準備は大丈夫だろうと考えています。


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