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日本で「70〜80歳まで働き続ける」実態とは

2023-11-22 09:55:21 | その他
私のころは60歳定年でしたが、色々都合があり59歳で退職しました。その後4月から2つの大学の非常勤講師をはじめ、5月から近くの企業研究所に派遣社員として働き始めました。

その後大学が68歳で定年となったので、派遣社員の方も同じ時期に止め完全に引退しました。今から考えるともう少し働く期間は長くても良かったような気もしています。

現在は定年延長や老後2000万円問題、さらには年金問題などもあり、なんとなく長く働くことになりそうだと思う人は多いのかもしれません。ここでは実際に定年後に人々はどのようなキャリアを歩み、どのような生活をしているのかの解説記事を紹介します。

定年後の人々を取り巻く状況は多様です。企業の管理職や高度な専門職について、生涯において仕事で大きな成功を続ける人もいるでしょうし、現役時代に仕事を通じて貯蓄に励み余生を悠々自適に過ごす人もいます。

またその反対に、生活費を稼ぐために歳をとっても必死で働いている人もいるでしょう。こうした姿はもはや定年後の「典型」ではないようです。

定年後に「小さな仕事」に無理なく従事しながら、つつましく幸せな生活を送るというのが、高齢期の「典型」となりつつあるとしています。

リクルートワークス研究所の「全国就業実態パネル調査」によれば、現役時代よりも小さな仕事ではあるが、やりがいを感じ満足している人は増えているという事が分かっています。

この調査によれば年齢を追いながら仕事満足度の推移を見ていくと、現在の仕事に満足している人の割合は20歳時点の44.2%から30歳には36.8%まで下がります。若いころは比較的多くの人が充実感を持って仕事をしているが、仕事をしていくうちにそうした気持ちは失われていく傾向にあります。

その後50歳時点の35.9%まで低調に推移します。壮年期の労働者のうち現在の仕事に満足していると言える人は3人に1人しかいません。そして50歳以降は一転して仕事に満足している人の割合は急上昇します。

60歳の就業者の45.3%、70歳の就業者の59.6%が仕事に満足しています。これはかつて従事した責任ある仕事を失い、低い給与で働いているという表層的にうかがえる事実に照らして、以外な結果といえます。

ここでいう「小さな仕事」がどういうイメージなのか若干分かり難いところはありますが、60代〜70代で仕事に満足している人の割合が増えるというのは、希望の持てる話かもしれません。

私は76歳ですので、いまさら仕事を探す気にはなりませんが、こういった「小さな仕事」を持ちたいような気がしています。


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