ごっとさんのブログ

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健康診断の結果を気にする人は長生きできない

2025-01-10 10:35:40 | 健康・医療
私はもう健康診断を受けないつもりでいましたが、医師に勧められ結局今年も受診してしまいました。

検査結果の数値に基準値から大きく外れるような項目もありませんので、あまり気にしていません。私は基準値よりも、毎回徐々に増えていったりしている数値がないかを気にしていますが、今のところそういった項目も見つかっていません。

ここでは健康診断の結果に一喜一憂する必要はなく、細かい数字にとらわれずに幸せな日常を送るべき、という記事を紹介します。

生き甲斐がないのは不幸という考えかたをしてしまうと、生きがいを手にすることだけにこだわってしまい、それがうまくいかないと不幸になってしまいます。何のための生きがい探しかといえば、幸せになるためです。

生きがい探しよりも大事なのは幸せになることだという、一番肝心なことを忘れがちです。健康診断では例えば血圧が高いとか、コレステロールや血糖値が高いといった結果が数値とともに出てきます。特に高齢者では、数値が高いと「まずいな」と思うでしょう。

もう70代なんだから、いつ脳梗塞とか心筋梗塞とかの大きな病気にかからないとも限らない。この血圧の高さは危険なサインかもしれない等と、不安になればまず血圧を下げること優先します。ただ数値を下げるだけなら、降圧剤のような薬を飲めば下がります。

標準値に戻ったから安心だと、控えていた酒や脂っこい料理を復活させたり、毎朝続けていたウォーキングをなまけたりします。すると次の検診でまた引っ掛かります。猛反省して自分を戒め、数値に異常が無ければ安心します。

ところが安心したはずの人が、突然の脳梗塞や心筋梗塞で倒れてしまうことがしばしば起こるのです。これは検診のたびに数値の上がり下がりに一喜一憂して、本質的なところを見逃しているからです。

例えば血圧が高いというのはどういう意味なのか、そこにどんな危険が潜んでいるのかという疑問が頭から抜け落ちているのです。何となくこの数値が高いのはいけないと、テレビや雑誌などの情報から漠然と思っているだけではないのでしょうか。

大切なのは目先の数値ではなく、支障なく日常生活を送れているかどうかです。また世間のペースに巻き込まれる必要はありません。のんびり気長に構える人には、あまりできる人というイメージはありませんが、幸せに生きられれば十分といえるでしょう。

私は肺気腫という診断を受けていますが、まだ加熱式タバコの喫煙を続けています。禁煙で長生きできるかもしれませんが、タバコを吸うちょっとした幸福感を大事にしているという事です。幸せとは個人によって大きく異なるものですので、その人に合った幸福な日常を送るのが重要かもしれません。


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