ごっとさんのブログ

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海外旅行の思い出 インド3

2016-01-29 10:50:27 | 旅行
前回はインドでの食事の話でしたが、観光的なことも書いてみます。

ニューデリーでも色々なところにテントの大きな市が開かれており、様々なものが売られています。こういったところにも何回か行きましたが、やはり物価に驚きました。何を買ったのかは忘れましたが、20ルピー(40円)ぐらいのものを買い、50ルピーで支払ったところ、崩してくるから待てというのです。100円出して細かいおつりがないというのは、1ルピーが2円という感覚が間違っているようです。ガイドブックなどにあるように、1ルピーが現地では100円ぐらいの価値があるという感覚で使わないといけないようです。

市内の寺院にも何カ所か行きましたが、すべて大理石造りの立派なものでした。やや面倒なのは、ビニールの袋がありそれの靴を脱がないといけないところです。どうも本来は靴下も脱ぎ裸足にならないといけないようですが、靴下のままでも何も言われませんでした。やはりヒンズー教ですので、象の形の神様などおもしろいものがいろいろありました。

ニューデリー郊外に行ってみると、市街地の外側に延々とスラム街のようなテントが続いていました。現在は撤去されつつあるようですが、非常に汚くとても入る気にはなれないような街が市街地を囲んでいるようでした。市内でも家が非常に汚く見えるのは、たぶん動物と一緒に生活しているためと思われます。日本では牛小屋や馬小屋が別になっていますが、その区別がないため全体が汚れた感じになっていました。

たぶん学会が終わってからだと思いますが、日本人仲間と少し離れた有名なタジマハールに行くことにしました。インドではタクシーを一日雇っても、バス代程度の感じで済みますので、4人ぐらいで出かけました。写真などでよく見ていましたが、本物はやはり大きく壮大なものでした。インドの建物は大部分が外枠だけで、内装がないものが多いのですが、タジマハールも何もない分、荘重感が出ていました。地下の入り口に大勢のインド人がおり、懐中電灯を渡して10ルピーをとっていました。しかし特にみるべきものもなく、面白い商売があるものです。

この帰りに庭に象がいるしゃれたドライブインに入りました。ところが出てきたナイフやフォーク類が、何となく黒い感じがしました。ウエットティッシュで拭ってみると、真っ黒になり光ったフォークなりました。どうもインドの衛生観はこの程度の物のようです。

インドは気に入って何回も行く人がいる一方、一度で懲りてしまう人がいるようですが、私も一度は行ってみる価値があるが、もう行きたくない国というのが正直なところです。帰国して家に着く前に、ファミレスでハンバーガーを食べました。

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