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海外旅行の思い出 イギリス2

2016-02-19 10:57:54 | 旅行
前回楽なイギリス旅行の話を書きましたが、その続きです。

観光としてもロンドンはいろいろ面白いところがありますが、K君とかなり歩き回りました。やはり行ってみたいところが大英博物館でしたが、あまり時間がありませんでした。ここは普通の博物館の何倍もある大きなもので、じっくり見るには1日以上かかりそうでした。各フロアーが年代別か地域別の様な分類になっており、そのうちのエジプト館だけしか見られませんでした。本当に展示物も多く、いろいろなミイラなどもあり興味深いものでした。私たちが行ったのはもう閉館間近だったこともあり、それほど人も多くなくゆっくり見られました。

前にも書きましたが、こういった海外出張の場合は、大体2週間の日程で出かけます。今回は2週間目の予定はすべてK君に任せてありましたので、私は単にそれに付き合っただけでしたが、かなり大変なスケジュールになっていました。K君は海外駐在員と連絡を取り、ヨーロッパのいろいろな企業訪問を企画していたのです。

当社は当時ヨーロッパの駐在所として、ロンドンとドイツのヂュッセルドルフがありました。このヂュッセルドルフというのは面白い街で、確かドイツでもフランスとスイスの国境近くだったと思います。この町はそれほど大きくないようですが、世界の医薬品メーカーが集まっているという、特殊な地域でした。当社が何人ぐらいの規模だったかよくわかりませんが、ヨーロッパに行った場合は、2回に1回ぐらいはここの駐在事務所に顔を出すことが多く、私も2,3回は行きましたが、その時の話はまた別な時に書きます。

この若手の駐在員のS君と確かパリで落ち合い、主に車でいろいろな企業を訪問しました。仕事の話になりますが、たぶん中堅企業に我々の技術を売り込むという、私にとっては初めての経験でした。私は特に準備をしていませんでしたが、相手が興味を持ちそうな研究の話をするということで、特に難しくはなかった気がします。

このS君は非常に精力的で、確か5日間で4か国を回ったことになります。どこに行ったのか覚えていませんが、こうやって動いてみるとヨーロッパ各国はほとんど国境らしきものもなく、本当に一つの国のような感じでした。この時はまだEUとなっていませんでしたが、やはり一つのグループとしてまとまるような下地はできていたようです。

ここで困ったのは通貨でした。買い物をするときにイギリスポンドは使えるのですが、当然おつりはその国の通貨となります。ですから帰った後は、どこの国のものかわからないコインがかなりたまってしまいました。常に移動している1週間でしたが、面白い経験であったことは事実です。

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