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嫌われ者の激戦となった自民党総裁選挙

2024-09-22 10:31:27 | 時事
いよいよ自民党の総裁選が近付いてきました。私は当然選挙権がありませんが、次期総理大臣がこれで決まりますので、大いに興味を持っています。

なお選挙の話しですので敬称は略します。マスコミやネットでも色々推計が出ていますが、決戦に残る可能性があるのは石破、小泉、高市の3人に絞られているようです。なにしろ9人も立候補していますので、1回目で過半数を取ることはまずないでしょう。

すると決選投票に残るのはこの3名のうち2人ですので誰が残るかも大いに興味があるところです。この決選投票に向けた攻防が激化しているようですが、他候補の支持票をいかに取り込むかが最終的に勝利につがるわけです。

自民党は各派閥が解消していますが、その影響力は残っているのではないかと思っています。特に決選投票が記名式であれば、旧派閥の理論がそのまま踏襲されそうな気もしています。

読売新聞が9月16日に報じた調査結果が波紋を広げたようです。総裁選の投票権を持つ党員・党友と確認できた1500人への電話調査と、国会銀の支持動向を調べたものです。結果を合計すると高市、石破が123票となり、小泉の105票に差を突けていました。

党員・党友の投票先は石破26%、高市25%、小泉16%、それ以下は上川、小林が6%林5%などとなっていました。この結果を基に試算すると石破がトップの97票、高市94票、小泉60票になるとしています。

国会議員の支持動向調査では、小泉が45人と最多で、2位は小林40人、林35人、茂木33人、高市29人、石破26人でしたが、未定や未回答がが91人もいました。この読売調査が衝撃を与えたのは、党員・党友票において高市が急伸しているとされたからのようです。

これまでの各種調査で国民的人気の高さは、石破と小泉が1.2位を争ってきました。5度目の挑戦となる石破は1回目の投票で過半数には達しないものの、高い人気を背景に決選投票で勝利をつかむ。

小泉はたとえ党員・党友票が2位だったとしても決戦では国会議員票を手堅くまとめ、石破を逆転する。こういった計算が両者それぞれに働いていたはずです。そこに高市が加わることになれば、両者の計算はいとも簡単に崩れることを意味しています。

ある専門家は1回目の投票では地方での人気が高い石破が1位で、小泉が続くと思っていました。高市の急上昇が本当であれば、決戦投票には高市ともう一人が進むことになります。いずれにしても最終的にだれが勝つのかはまだ見えない状況ですと解説しています。

このコラムでは別の調査結果なども参考にしていますが、結局誰が決戦投票に残るかさえ確かなことは言えないようです。

これで27日の投票結果が楽しみになりますが、私としてはこれが最後であろう石破さんを応援しています。


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