ギター、特にエレキギターを弾く時には自分の好きな音を作り出すために
エフェクターという道具を使うことが多い。
この間、長い間気に入って使っていたエフェクターが壊れてしまい、修理に
出したんやけど、もう9年以上経っていて、部品の在庫がない為修理で
きない、と言われた。
新品を買うお金もないし、仕方がないので、ネットオークションで同じエフ
ェクターを探していたら、たまたま、その壊れたのと同じ型のエフェクターが
出品されていて、それをまぁ何とか競り落とすことができた。古いエフェクタ
ーなのに、2回しか使ったことがない、という出品者の言葉通り、見た目
は傷ひとつなく、若干雑音が大きい気がしたけど、ちゃんと音は出るし、
また、自分の好きな音を出せることを喜んでいたのだけれど・・・。
それがまたこの間、前の機械とほぼ同じように音が出なくなってしまった。
前の機械はもう9年以上、数百回以上使っての故障やったから、納得
したものの、今度の機械は古いとはいえ、使用回数は出品者の言葉を
信じるならば、自分の使用回数を合わせてもわずか10回程度使っただ
けで壊れてしまったことになる。
しかも壊れるきっかけになった使用状況が酷似している。この機械には、
外部エフェクターをもう一台繋げられるようになっていて、前の機械はここ
にワウというペダルをつないだあと、音がでなくなった。
今度の機械にはこれとは違うエフェクターを繋いだんやけど、やはりつな
いだあと、前と同じように音がでなくなってしまった。
どうなってるんや、と思ってエフェクター本体を触ってみるとものすごく熱
を持っている。臭いをかいでみたら何かとても焦げ臭い。
前の機械ではこれは感じなかったけど、とにかく同じ結果が起きている。
一応前のエフェクターは、部品取り用として置いていたので、そっちと並
べて分解してみることにした。するとなんかどうも同じような所に部品が
溶けたような跡がある。臭いの元もどうもそのあたりからみたい感じがす
るし。
これっていくら古いっていうても、問題とちゃうんやろかね。直接命を脅か
すような危険はないのかも知れんけど、下手すりゃ火事につながりかね
ん程熱持つし、使用状況の違う2台がほとんど同じような故障を起こす
なんて明らかに製造上の欠陥のような気がすんねんなぁ。
まぁ、そんなことで、ダメもとで一回メーカーに話してみようと思う。
ちょうどパロマがこういう問題に"火をつけて"くれたしね。