久し振りのナマ音楽、NHK交響楽団メンバーによるカジュアルクラシック・コンサートを楽しみました。
ピアノ・バイオリン2・ビオラ・チェロ・オーボエの6人編成で、半年ぶりの公演とのことでした。
日曜夜の『クラシック音楽館』でお馴染みの松田拓之さんや坂口弦太郎さん、大宮臨太郎たちの自己紹介から始まり
軽快な「舞踏会の美女」からスタート、モリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス」、ビオラ&ピアノで「浜辺の歌」
ベートーベン「ピアノ三重奏曲」、ユーミン「やさしさに包まれたなら」、ZARD「負けないで」など
緩急を織り交ぜた多彩な前半プログラムでした。
メンバー皆さんの公演再開を喜び感謝するMCに共感する観衆から温かい拍手が送られ
やっぱりナマ演奏は素晴らしいねぇ~と、心が満たされました。
後半プログラムは、熱情的な「リベルタンゴ」、「チャールダーシュ」が続き、会場は大盛り上がり。
次いでシューベルトの「ピアノ即興曲」、バッハの「ゴールドベルク変奏曲」
フランセ「イングリッシュホルン四重奏曲」、初めて聴くカプースチン「ピアノ五重奏曲」まで
華麗な音色が飛び交う12曲が演奏され、アンコールの「ふるさと」まで
あっという間の2時間でした。
札幌コンサートホールKitaraが建つ中島公園は紅葉に彩られ、これぞ札幌の秋景色です。
コロナ禍で暫くご無沙汰していた公園散策を満喫し、素晴らしいコンサートを堪能し
至福の時を過ごした秋の一日でした。