kimitsuku独り言

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ひとりブツブツ独り言

民放テレビスタートの日

2011年08月28日 | 日記
        
 今日8月28日は、民放テレビ放送がスタートした日だそう。
1953年2月にNHKが、8月に日本テレビが初めてYV電波を発信した。
今から60年近く前のことになる。戦争が終わって8年、漸く国民生活も
安定し始め、家庭電化製品が出回ってきた時代だった。
 その頃の我が実家を思い起こせば、洗濯機とテレビが文化生活のシン
ボルで、『電気紙芝居』とか揶揄されながら、テレビはそれまでのラジオに
比べれば格段に面白く、家族揃ってテレビの前に座り込み楽しみに観ていた。
          
 その頃の番組で一番思い出すのは、『おトラさん』。私は女中のおトラさん
人気落語家の柳家金語楼が扮する、女中の『おトラさん』が引き起こす騒動を
賑やかに描いたコメディだった。ほのぼのと心温まるドラマで、長い期間続いて
いたように思う。多分その後の『七人の孫』『ただいま11人』など、ホームドラマの
先駆けだったのでは…。
        
 プロレス中継も面白く、父や弟たちが夢中になって応援していた。
力道山やブッチャーなんて名前のレスラーを思い出す。
娯楽が少なかった時代、テレビは大人も子供も一緒になって楽しめる、
格好な『びっくり・おもちゃ箱』だったのだろう。
      
 テレビ時代初期の映像で、今でも脳裏に浮かぶ一人の男性ピアニスト。
白い衣装とターバンのインド風いでたちで、甘いノクターンなど弾いていた…
大きな瞳魅惑的な表情華奢な指さばき思わせぶりな眼差し…等々、
あの頃からイケメンに弱かったkimitsuku、懐かしいテレビ創世紀の思い出です。
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