1か月くらい前に紙フェスで買った本の柄のトーンハンコというものを使って、豆本を作っていた。それを最近見かけないなと思い、どこ行ったかと朝から探してた。洗濯物をセットしたり、家事をしつつ探してた。
家族はまだ寝てたけど、1時間くらい探しても見つからない。
探し物をする時、だいたい自分が置きそうな場所っていうのは検討がついてて、ここかなという場所を探してた。
旦那さんが起きて来て、「見つからないの?せっかく一生懸命作ったのにな」と言ってくれる。
あらためて、優しい人だなと思った。
子どもの時、こういう時、父ならこう言った。
「ちゃんと管理せーへんからや」みたいなこと。
「自分が悪い」というようなことをよく言われた。
旦那さんにそう声をかけてもらって、今回私が探し物してた時、心の中で自分が自分にこう声をかけていたと気付いた。
「作ってすぐ一部でも活用してたら、どこにあるか分かったのに」
「使うことに意味があるのに、取っといても意味がない」
「探しても見つからないんだったら、次することに移るべき。家の中にあるのは分かってるんだから」
旦那さんに子どもの時のことを言うと、子どもの時こういう状況だと、「お前が管理できない物を作る(買う)からだ」と言われて来たらしい。
昭和の親ってこんなんなんですかね。
親から責める言葉をかけられてると、それが呪いになって、親がいない時でも、自分で自分に呪いをかけている。それも無意識に。
だから、旦那さんが「せっかく一生懸命作ったのにな」という言葉を言って、改めて優しいなと思った。
元々優しいけど、私が大切にしてることを大切にしてくれるって、一緒に人生を歩む人として大切なことだなと思った。
そして、豆本は1時間半以上探して見つからなくて、あきらめた時、人にもらった便せんと封筒、絶対使わないだろうから、別の活用してもらえるところに持って行こうと棚から出した時、出て来た。
やっぱり人に義理を感じて、もらった物を置いておくよりも、いらないものはない方がスッキリして、本当に大切なものも見つけやすい。
シンプルでいこう。
今年は特に身軽にしていこう。