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kirakira 日記

きらきらした人生にしよう♪

スーザンと過ごしての気づき5 - 自分の内側の気づき

2017年07月31日 18時42分41秒 | 異文化交流しての気付き
スーザン達来て、なんか私ら家族も海外旅行行った気持ちを味わえた。

英語も耳からどんどん入って来ると、こちらもBroken Englishでも喋りまくり。
文化の違い感じまくり。
気付きありまくり。

さらも、4年間英語教室に通ってても、ほとんど英語が口から発せられる事がなかったけど、スーザン達来たら、簡単な英語喋ったり、自分からこれは英語で何?と興味持ってた。

ここに書いたけど、

体験に勝るものはない!


思い起こしてみれば、私、昨年行った心屋初級コースで気付いた気付きを携帯電話にシールで貼ってたんだけど、



この「海外旅行に行く」っていうのは、本当に海外に行かんでも良かったんかもしれん。

この時は、リフレッシュでどっか海外に行きたい。
うーん、どこかな、オーストラリアとか?イルカ体験とか?
って思ってたけど、絶対行きたい!って感じじゃなかったんよね。

あえて書くならこれかなという感じ?今思えばだけど。

もちろん、前からオーストラリアに家族で行きたいって気持ちはあったし、イルカ体験をしたい、させてあげたいって気持ちはあった。けど、今の年齢というよりもうちょっと大きくなって行けたらという気持ちなんよね。

それより本当にしたい・させてあげたい事は、異文化交流だったんだと思う。

そういう意味では、スーザン・モーリー・トメックが来た事で、私達もなんだか海外旅行に行った気持ちを味わえたし、異文化交流、存分にできたと思う。
スーザン親子が家にいるのが当たり前の光景になって、喋って、交流して。

やっぱり、思った事って叶うな。


そして、もう1つの「どうせ生きてるだけで価値があるし」も、スーザンは今回ただ「友達に会いに来た」。
私だったら、せっかくお金使って海外旅行行くなら、行った事ない所行ってと欲張るけど、「一緒にいれるなら何でもいいよ、一緒にいるだけで楽しいから」って言ってくれたり、メールで書いてくれたりした。

「スーザンが7年ぶりに日本に来た! お土産大会、Welcome BBQ、近所散策」の最後の方に書いてるけど、

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特別な所でなくても、日常で十分楽しい。
非日常は空間でなくても、スーザン達にとったら外国に来てるってだけで十分非日常。
日常で十分楽しい。
日常は十分にきらめいてる、輝いてるってスーザン達に教えられた気分。


「特別な所に連れてってあげたい」っていう思いって、実は自分とこにいるだけじゃつまんないだろうっていう潜在意識もあるんだと思う。もっとすごい所に行って、楽しませてあげないとって。

ただ友達と一緒にいると楽しいって言ってくれるスーザン。
それって、私達はそのままで十分価値があるよって言ってくれてるみたい。


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ここからは私がしてるもう1つのブログ、アメブロの7/12の記事からの抜粋。(少し編集してる)

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スーザンが日本来ると決めた時、日本に来て何したいか考えててとメッセージを送ったら、返って来た答えが、

We can do anything that she wants to do - that will make us happy
Just to be with you will be a happy time.


(彼女(私の長女です)がしたい事なら何でも - それで私達も幸せな気持ちになれる。
あなた達といるだけで楽しい時間になると思う。)


アメリカーオーストラリアー日本に来るのって、家族で100万くらいかかるそうで、それを聞いた時、「アメリカからでもそんなにかかるんだ」と衝撃でした。アメリカならチケット、日本よりは安いと思ってました。
結局、だんなさんは仕事の都合と長時間のフライトが苦手という事で来ない事になりましたが、それでもすごい費用。
彼女は、「だんなさんが来たら来たで、子どもを3人連れてるようなもんだから」とメッセージに書いてて。。。 うちでも、だんなさんの事、「長男」って呼ぶ事あるから、そんな状況ってお国柄が変わっても、共通なんだな~と思ったり。
スーザンは親子3人で、オーストラリアで1世帯、日本では3世帯を訪ねる予定。

それだけ費用がかかっても会いに来てくれるというのもすごいなと思ったけど、何よりうれしかったのが、この言ってくれた言葉がうれしかった。

Just to be with you will be a happy time.

なんか、「私、嫌われてるかも」が一気に飛んで行きました。

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人が、他者が、「あなたといるだけで価値がある」と言ってくれてるんやで。
それを自分が認めないでいてどうする!?


仕事してない、稼いでない、ちゃんとできてない、そんなのどうでもいい。
「どうせ生きてるだけで価値があるし」
それを一番体感で分からせてくれたし、自分の体にその感覚、刻みつけておこう!

でも、本当は人が言ってくれたから、だと自分が心から思えてないと、その人が離れたりしたら、その感覚が薄れていく。
人は自分の気持ちを上げてくれる存在ではあるけど、その人が絶対になるんじゃなくて、自分が肚(はら)の底から思ってないと揺るぎないものにならない。
自分との対話も大事~!


休む事への罪悪感と学校の先生の考え方

2017年07月31日 11時12分10秒 | 異文化交流しての気付き
スーザンが日本に来るとなって、決まった時はさらは幼稚園。
来る頃は小学生。夏休み前。

よく考えたら、後もうちょっとで夏休みというところだから、前もって調べて、夏休みに入ってから来てもらったら良かったんだけど。その時は考えてなかった。

幼稚園の延長上で、休ませたらいいかと考えてた。

でも、小学校入って、毎日集団登校。
集合場所までは毎日私と行くけど、それでもお母さんと離れて1人で行くというのは新しい事。
行きは集団だけど、帰りは1人の事も多い。

本人は自分でも頑張れてる事がうれしいようで、「さらちゃん、1回も休んだことない!」と自負していた。

そういう気持ちが芽生えて来たんだと知ると、親の都合で休ませるのがかわいそうになって来た。
最初は2,3日休ませるつもりだったし、着物体験も平日行く方が空いてるだろうと思ってたんだけど、さらがこういう気持ちを持ってるなら、休むのは1,2日にするか、それかスーザン達と過ごすのは学校から帰って来てからにしようかという気持ちになって来た。

それに、皆勤賞という物をもらうとしたら、親の都合で休ませたがためにもらえなかったらかわいそう。
そこで、前に学校に相談したい事があり、それで学校に行った際、その事も聞いた。
担任の先生に相談したのは、下校時1人で帰って来る事が多いので、安全面が心配という事。また友達も自分から声かけづらいので、友達になりやすいような環境作りをしてほしいという事。
その時に、皆勤賞があるのか聞いた。そしたらないって。

何でそれを聞いたか事情を話す。
海外の友達が夏休みに親子で来るので、一緒に過ごしたいという事を。
そしたら、「それなら、是非時間を作ってあげて下さい。学習というのは、学校の勉強だけじゃないですから」と言って下さった。

うれしい!
そういう考え方を伝えてくれて。

で、その時は、まだ1,2日休むと思うと言ってたのだけど、直前まで迷ってた。
そして、段々、2,3日休もうかなとなって、その事を改めて、連絡帳に書いた。
そして、その間の宿題は先に出してもらったらと伝えた。

そしたら、先生からこの回答。



「特にありません。宿題のプリントがあれば、お渡しします。あと読書で、それ以外は、海外の人との交流も学習だと思っています。

うれしい!
理解ある先生やわ。

休んでる間は毎日連絡帳を近所の担当の子に渡すのね、とここで気付く。

それにしても、私自身、「休む事への罪悪感」があったから、この言葉は見事それを散らしてくれた。

そして、結局3日休む事に。
先生の言葉があったから、やっぱり3日休むなんて調子いいかなと思ったけど、そこはもうせっかくこう言ってくれてるし、めったにない機会だから休んでおこう。

そして結果的に考えると、完全に休んでおいて良かった。
へんにさらだけ学校行ってると、さらが帰って来るまでに家に帰らないととか、焦りが出るし。
皆一緒に楽しめて良かった!

スーザンが帰ってから、ふと目に留まった日めくりカレンダー。
まだめくってなかった所の言葉がぴったし。





経験は学問に勝る!


スーザンと過ごしての気づき4 - その他諸々

2017年07月31日 10時23分09秒 | 異文化交流しての気付き
1)スーザンの家庭環境

スーザンの家族環境、私と似てる。
前に、お互い独身の時に、スーザンが日本に来た時があった。
その時は、スーザンが半分出してくれて、東京のAちゃんに新幹線で会いに行った。
その行きの新幹線で、久しぶりのスーザンで話す事あるんかなと思ったら、お互いの兄弟の話になった。

私が、うちの弟ができちゃった結婚という話をしたのがきっかけだったか。
スーザンの弟もできちゃった結婚という話をしてた。
奥さんの体の魅力に負けてみたいな事を言っていた。

今回来て、うちの姪っ子は、高校行ってたけど、中退したという話をした。
今はローソンでバイトしてるという話をしたら、「ずっとそれをするつもり?」と言ってた。

スーザンの姪っ子のKayla(ケイラ)の話になって、community college(短大)は行ったけど、その後どうしたいとかもないと言ってた。習い事も、運動がしたい、ダンスがしたい、とかもなく、特にしたい事がない、とスーザンにしては珍しく批判口調。

弟さん夫婦とはあんまり仲が良くないのかな。

弟の奥さんは、「子どもが子どもでいてほしくない。早く成長してほしいと思ってる」と言っていた。
スーザンが、ゆっくり子育てしてるなと思って、それを言っていたから、対比でそういう話になった。
それも悲しい。
子どもでいれるのはあっという間だから、子どもの時代を楽しまないと。

それも人それぞれなんだけど。

話が逸れたけど、弟一家ができちゃった結婚で、子どもの教育にはあまり関心がないっていうのは同じかも。
そこは国が違うのに、家庭環境似てる。
ま、うちの弟の奥さんは、子どもとの時間、楽しんでるけど。

あと、お互いのだんなさんの性質似てる。

うちもスーザンちも、だんなさんが家事をしてくれる。
うちのだんなさんは料理もしてくれる。
スーザンちも、だんなさんが子どもの学校用のランチとか作るらしい。そこまで?アメリカ人にしては珍しい。

だんなさんが大人しくて、妻が明るいのも似てるな~。


2)天気

それにしても、スーザンが来る期間は、前もって20日間天気予報で調べたりしてたけど、天気が不安定だった。
着物体験行く予定の15日が雨だったから、12日に変えようか迷ってたり。結局変えなかったけど。
直前になったら、逆に12日にウェルカムBBQの予定してたのに、昼から小雨かもという事で、13か14日にしようかと迷ったり。
結局、だんなさんが、12日にしようと言うので、そのまましたら、晴れて来たし!
BBQ終わってから少し小雨になって来たけど、もうそろそろ部屋に入ろうかという時だったし。


3)子どもの体調

子どもも熱とか突然の病気・怪我がなくて良かった。
急に何かあって、うちに泊めれないとかなくて良かった。

さらが門柱に登って写真撮りたがった時あって、急な怪我があったら、救急連れて行かないとあかんやんって言ってた。過去に肘が外れたり、他でも救急に行った事があると話したら、「その場合は待てるよ」とスーザンが言ってた。そんな旅行中に待ってもらうまで考えた事なかった。

スーザンってほんま、そんなのも込みで考えてくれてるんやな。


4)私の体調

ただ帰ってから、布団のシーツ洗濯したり、布団干したり、後片付けもあり、私、疲労が出たのか、7/19(火)に突然めばちこになった。5日位続いて治りが悪かった。
スーザン来た次の週もさらの保育園時代のお友達をお泊りさせる約束してたりしてた。
その時は子どもを楽しませる事に夢中で気付かなかったけど、後から考えるとその後から疲労がたまったのか、今日で5日間位口内炎があって、微妙にしんどい。


5)スーザンが帰ってからも頭の中が英語で、接続詞が英語

子どもらに喋ってるのに、途中で”Maybe"って言ったり、だんなさんに話しかけてる時、接続詞が”And"や"Now"になってた。


6)スーザンの考え方がとにかくシンプル。

一緒にいると、言葉じゃなくて、それを一緒に感じる。体感する。

それを見てたら、仕事何でもいいと思えて来た。

融通効いて、子どもとおる時間、ゆとりを確保できたら何でもいい。


スーザンと過ごしての気づき3 - アメリカ人のライフスタイル

2017年07月29日 09時44分31秒 | 異文化交流しての気付き
1)スーザンの生活の仕方

スーザンは、昨年新しく家を買ったらしいのだけど、同じ敷地に、Main Houseにスーザンの両親(再婚してるから父は義理の父)、barn(直訳すると小屋)にスーザン一家4人、School Houseにスーザンのお兄さんが暮らしてるらしい。

アメリカ人でも、同居(近居になるかな)や、兄と暮らすとかするんや。

アメリカでも珍しいか聞いたら、珍しいみたい。


2)土地と家

スーザンが元々日本に旅行に来ようと決めたのは、前の家を売ったので、日本円にして500万円くらい利益が出てると言っていた。

今回購入した家と土地の話を聞いていた。FB投稿で見ると、子どもが本当に動く子ども用の車(4-wheeler)で盛りの中を走り回ってたり、深い川の中で下半身浸かって遊んでたりする。「それもスーザンの家の近く?」って聞いたら、"our property"(私達の持ち物・土地)と言ってた。

話聞いてたら、私らの家の半分以下のpriceで、100倍の土地面積だった。
5 acre = 20,234.3㎡ (square meter)
と説明するためにネットで調べてくれた。

値段が元の約半額になって、いくらで買ったかというのも見せてくれた。
$460,000 ⇒ $220,000

「近所の人いるの?」と聞いたら、「ほとんどがAmish」と言ってた。
Amishって何やったっけ?聞いた事あるような気がするけど。
alcのウェブ上の英和辞書で調べたら、こうあった。

Amish
アーミッシュ派の人たち、アマン派、アンマン派◆米国ペンシルバニア州に多く居住しているキリスト教の一派。電気、水道、自動車などの現代技術を使わずに生活している。(ALCの英辞郎 on the WEBより)
「今回学んだ英語」にも記載)

スーザンの説明によると、昔宗教の迫害等でヨーロッパから移住して来た人で、馬車に乗ったり、日常生活は裸足だったり、学校はそれぞれの宗教に合わせた小さな学校を自分達で作っている。1教室しかない感じの学校らしい。

現代で、昔の生活守ってる人いるというのに感銘。
しかも、アメリカなんていう世界で最も先進国の国で。

そういう昔の生活がなくなるのは、しきたりとかしがらみ、伝統が嫌になってなんやろうと思う。
現代の便利さや新しさに惹かれて、若者は離れて行ったりして、そういう伝統を守るのは難しくなったりする面もあるんじゃないかと想像する。


でも時代が変わっても変わらず大切な事はある。

生活団に通じるものがある。


3)セリアック病とグルテンフリー

7年前にスーザンとモーリーが来る時、子ども達がセリアック病と診断されて、スーザンもそうだったと判明したと聞いた。セリアック病とは、小麦粉、大麦、麦、ライ麦、水あめが食べられない病気。それらはグルテンを含むから、グルテンが入っていないグルテンフリーの食べ物を食べないといけないと言う。
アレルギーというより病気らしい。ま、日本の元看護婦さんの話では、アレルギーも病気の一種と言ってた。

7年前に聞いた時は、そもそも小麦粉でアレルギーがあるという事も知らなかった。
アレルギーってもっと、そばとかカニとかで聞くイメージあったけど、アレルゲンって意外と色々あるのね。
その時は、アメリカは小麦粉の料理が多いから、食べ過ぎてアレルギーになったのかなという印象。
アレルギーって誰でも、どんな食べ物でもなる可能性はあって、自分のコップが一杯になって、そこから溢れるようになったら、アレルギー反応が出るという話を聞いた事があったから。
アメリカって、日本より小麦粉を摂ってると思う。パンとかスパゲティを摂る頻度が多いから。

「日本は小麦粉を使う料理以外にも色々あるから。ご飯とか、(うどんじゃなく)そばとか。」と言っていた。
でも調べてみると、醤油にも小麦粉が入ってるし、水あめなんてあの箸で伸ばして食べる水あめを想像してたら、ハムにも入ってるし、じゃがりこにまで入ってる。

スーザンが来た時、グルテンフリーの醤油を持って来たけど、それで作った肉じゃがはすごくまずかった。
小麦粉入ってないだけでこんなにまずくなるんやと思った。
麦・水あめ関係がダメな以外に、好き嫌いもあって、前回は結構食べる物に困った。
唯一食べてたのが、バターライス。そして苺も好きと言って、秋なのに季節外れで高い苺を買っていた。

今回はスーザンが日本に来ると言ってから8ヵ月くらいあったから、結構スーパー行く度にグルテンフリーの食材をチェックしたり、家で食事する度にそのままでグルテンフリーの物をノートに書き記していた。
かなり研究する日数があった。

だから、今回の食生活はかなり満足してもらえた感じ。
初日からして、「グルテンフリーランドにいるみたい」って言ってもらえたし。
うちのだんなさんのグルテンフリー料理のアレンジ力には私も関心した。
いや、私も作ったんだけど、目立ってないな。

アレルギーのための原材料見るのも、慣れたら苦じゃない。
慣れると、だいたいこういう物だといけるかなというのが分かって来るし、その勘が合ってたりする。
そう思うと、我が子のためにも、添加物の表示見てあげてもいいんじゃないかと思えて来た。

うちの子らはアレルギーって特にない。
けど、添加物って気になりつつも、気になり出したら何も食べられへんと思って、見ていない。
けど、最低限これだけは避けた方がいいという添加物もあるらしく、それを研究して、せめてそれを避けるようにするだけでも、結構体のためにいいんじゃないかな。
よその人のためにパワー使えてたんだから、自分の子にしてあげたらずっといい。

だんなさん、ハムでもグルテンフリーの物見つけて買って来たりしてた。5,6枚で500円くらいしたらしいけど。
体に良い物って高くつく。
逆に言うと、安い物って理由があるんだなと思う。それを使うと手間を省けたりするから安かったりする。

それにしても、生きるのにハンディキャップとなるようなもの、慣れと工夫でどうにでもなる。

この前TVで女優の奥山佳恵が出てて、次男がダウン症って紹介してて、奥山佳恵が生まれた赤ちゃんがダウン症って診断された時の事を思い出して、「知った時、すごい重荷を抱えると思ってたけど、思ったほどじゃなかった」と言ってた。


4)アメリカ人はお風呂に一緒に入るのがイヤ

子ども達が一緒にできる事の1つとして、泡風呂したら盛り上がるんじゃないかと思って、泡風呂の元を買っていた。
本当はLUSHで天然素材でできてるやつでしかも、形がかわいいのだといいかなと思ってたんだけど、LUSHが近所のつぶれてるとこばっかりで買えなかった。なので、普通の袋に入った物を買っていた。
ある時、モーリーに、「お風呂をさらとさあやと一緒に入らない?泡風呂パーティーしない?」って聞いた。そしたら、"Ok."みたいなどっちでもいいけど、みたいな返事で表情もあまり乗り気じゃなかった。
スーザンが「水着で入ってもいいんだよ」みたいな事言ってフォローしてた。(後から考えると、水着持って来てなかったけど。)
それで、私が、アメリカ人は裸でよその人とお風呂に入る習慣がないからイヤなんだと察した。

子どもでも、お風呂一緒に入るのイヤなんだ。
前回はスーザンとモーリー、モーリーが6歳だったし、一緒にお風呂に入ってたけど、今回はモーリーもトメックもお風呂(というかシャワーしかしてないっぽいけど)も別々。
この歳だからというのもあって余計、お風呂は裸でよその人と一緒に入りたくないっぽい。

泡風呂パーティー、盛り上がると思ったけど、残念。


5)人種の気質

よくアメリカ人はfriendlyで人懐っこい、日本人は大人しいとか控え目と言われる。
でも、子ども同士を見れば、さらとさあやはわあわあはじけてて、モーリーとトメックは大人しめ。
一般的なアメリカ人と日本人のイメージと逆やなと思った。

スーザンの旦那さんのRamは、ポーランド系アメリカ人だから、また生粋のアメリカ人とは気質が違うのもあるんだろう。ポーランド系なだけでなく、Irishの血も入ってるって言ってたかな。
Irishは怒りっぽい所があり、Polishはお金にケチなとこがあるって言ってた。

だからか、モーリーとトメックは、一般的なアメリカ人とはまた違う感じ。
大人しいし、考えてる事を前面に出しては来ない。
打ち解けるのにも少し時間がかかる感じ。

それがいい悪いじゃなくて、それぞれの気質があるから、それにいい悪いをつけないで、その気質で行けばいいんだと思う。


6)ゲイに関する考え方

スーザンのお兄さんのMatthewはかっこいい。アメリカに留学した時に、スーザンの家に泊まりに行って初めて見た時、かっこいいと思った。
社会人になってから、スーザンの結婚式でアメリカに行った時も、また会うとかっこ良かった。
けど、その時はやたら仲のいい男友達がいて、家に迎えに来たり、しょっちゅう一緒にいた。
そして私が何かの時に冗談で「Matthewはゲイなんじゃない」とAちゃんに言ってたんだっけか。そしたら、翌朝先に起きてたAちゃんと寮母さんがスーザンと話してて、私がそんな事言ってたという事を話したみたいで、スーザンが「そうだよ」って言ったみたい。
冗談で言ったのに、ほんまにそうやったんかーい、って感じやった。
よく思い出してみれば、留学中に感謝祭の休みの時に家に行かせてもらった時は、パイをアップルパイ、パンプキンパイ、チェリーパイ、と他なんか4種類くらい焼いてたし、結婚式の時は喋る時、小指が立ってたりして、女っぽかった。そういう片鱗はあった。

難波八阪神社に行った帰り、トイレ休憩で立ち寄った場所でちょっと休憩して喋ってた。
その時、Matthewの話になって、私が「Matthewは私が留学中に会ったアメリカ人の中で一番かっこ良かった」と言うと、Aちゃんが「寮母さんも、『もったいないわ~』って言ってた」と言う。
私がちょっとウケ狙いもあり、「"waste of money"(お金の無駄遣い)じゃないけど、"waste of face"(顔の無駄遣い、せっかくの顔がもったいない)」って言った。ちょっと失礼やけど。
スーザン、マシューの事はノーコメントの事が多いって、Aちゃんに言ってたんだけど、それにもノーコメントで、「な、ノーコメントやねん」と言うと。

そしたら、スーザンが言ったのは、"I don't know. Maybe we have different way of thinking."(分からないけど、考え方が違うのかも)って。

マシューのかっこ良さをほめてたつもりだったんだけど、顔で好きになる訳じゃないって事が言いたいのかなと思った。
スーザンが言うには、「色んな人に会ったら、色んな考え方があるのを知る。そして、その人達が幸せって気付く」

もしかしたら、スーザンのお兄さんや家族だって、ゲイと知って悩んだりした事もあるやろうと想像に難くない。
アメリカだからこそ、ゲイである事をオープンにする人も増えてるし、認められて来てるから、そう考えるに至ったんだろうけど。
シンプル!

私は、大学の時のルームメイトがレズビアンだと告白してくれて、そういうのってTVの中での話だったから、本当にいるんやと思った事がある。
大学にいた時、友達が、知り合いでもいるという話をしてて、日本でもいると知った。
心屋マスターコースでは性同一性障害の、見た目は男性で生来は女性という人にも会った。
でも、そこまで会ったり、がっつり話をした事もないから、理解まではできない。
男性が男性を好きになると聞いても、過去に女性とうまく行かない事があったから、トラウマ的なのでそちらに行くんじゃないかと思ってしまう。性的志向を否定はしない。差別もしない。けど、肯定まではできない。理解できないというのが本音のところ。
元ルームメイトはそれでもいいと言ってくれた。自分を認めてくれるだけでそれでいいと言ってた。
今の私は、そんな感じ。

スーザン、怒ってるかなと気にしたけど、あんまり怒ってる感じでもなかったので、良かった。
スーザンの考え方はシンプル!
それはそれでいいなと思う。自分と違った考え方でも認められるのって。


スーザンと過ごしての気づき2 - アメリカ人の空気感

2017年07月27日 16時06分13秒 | 異文化交流しての気付き
1)一緒にいて楽を優先

「スーザンと過ごしての気づき」にも書いたけど、日本人って相手のために何かしてあげたいとなりがち、そのために自分や自分の子の事が疎かになりがち。そして後から、疲れたとなる。
アメリカ人は、自分ならできないと思うのか、最初から相手の負担になるような事はしないでと言ってくれる。
「何したい?」って聞いたら、"Anything!"(何でも)、「晩ご飯、これとこれ、どっちがいい?」と聞いたら、"Whichever easy for you."(簡単な方でいいよ。)と言う。

スーザンが来て2日目位の晩にだんなさんに言ったんだけど、その日、元浜緑地に行ったら、予想外に保育園の子どもが多くて、モーリーとトメック、遊びづらいんじゃないかと気を回し、お父さんとだんなさんが、しきりに別の所行こうかと言って来た。

私も、モーリーとトメックが、小さい子いて恥ずかしいと感じて遊びづらいんじゃないかと思って、気を揉んでた。
そこで、さらに輪をかけて、「別の所にしよう」としきりに言われたら、こちらもスーザン達に気兼ねしてるのに、さらに気を遣わなあかん気持ちになってしんどかった。

スーザンは「大丈夫」って言ってくれてんのに。
そしてちょっとしたら幼稚園・保育園の子達もいなくなって、モーリー達も遊び出した。
大丈夫だった。

釣りに行った時も、さあやが昼寝してから皆終わる所やって、さあやが「したい」と言ったら、お父さんが「もう、おわりっ!」って言った。
まだ完全に片付けてなかってんから、ちょっとくらいさせてあげたらいいのに。お客さんのためにはテキパキ動いてと少し苛立った。

なんか、スーザン達がいるのはうれしいけど、お父さんやだんなさんがうちの子を構ってあげるより、スーザンの子を構う事を優先にしてるなと感じた。特に父。
私も普段より、原材料に気を付けないといけなかったり、人数分料理する量が増えたり、スーザンとも喋ったりで、子どもの事、いつものようには構ってあげられない。
そういう時、さあやが「お母さん、お母さん」とグズる。さらもよく話しかけて来る。
さあやが3歳超えて子育て少し楽になって来たとは言え、お客さんもてなすにはまだまだ大変だったなと実感。

そして、スーザンがお風呂入ってる時に、だんなさんに、こういう話をした。
「スーザンは、子どもの事を第一に考えてる。でも、うちはお父さんもとしも相手の子の事を優先したら、自分達の子どもは構ってもらえてない。自分の子どもが第一にしよう。ここの市の市長の言う事じゃないけど、(そしてそれは口だけやけど)『子どもファースト』やで!子どもを大切にしたら、周りもそのように扱う。ひいては自分を大切にする事につながる。

スーザンがお風呂に入ってると思って話してたら、スーザン洗面室にいたみたい。
話、聞いたかな?
自分の子どもを優先にしてって聞いて、嫌な気持ちしてないかなと気になった。

人に言いたい事は、自分に言いたい事、と心理学では言う。
そう、私も相手に遠慮して、自分の子を優先順位の上に上げてあげれていないのだ。

スーザンはいつも通りだった。
でも、その次の日くらいから、"Do you need help?"(手伝おうか)って聞いてくれた。

私、元々、スーザン達はお客さんだからと、手伝ってもらうという事が頭の中になかった。
でも、ホストファミリーの説明会で聞いた事があるけど、自分がホームステイに行く時、お客さんというより一緒に滞在する間は家族に溶け込んで生活するのだから、お手伝いを申し出て下さいと言われていた。
逆に、ホストファミリーとして受け入れをする説明会では、お手伝いをしてもらって下さいって聞かないな。
日本人って、相手にはしてあげようとするけど、相手からはしてもらおうとしないのを美徳としてるのだろうな。

スーザン達いる間、本人は「そのまま持って帰る」と言ってたけど、洗濯物も汗かいたままのを持って帰るのもと思って、こちらから申し出た。実際、子どもが何回か着替えると、途中で服足りなくなってたっぽいし。
本当は洗濯機を貸してあげるから、自分の分やっといてと言いたいとこやったけど、だんなさんがしてあげたらという感じだったし、「しーや」って言うのも言いづらいかなと思って。
でも、それによってやっぱり家事はいつもより時間かかるんよね。

スーザン、私達の会話が聞こえてたのかどうかは分からないけど、もしかしてそれを察してか、手伝うって言ってくれたんかな。もし聞こえてたら恥ずかしいけど、手伝いを申し出てくれたのは助かる。

手伝ってもらうことって大事。
ちょっとした事でも、少しでも手伝ってもらうと、別の用事ができるし、心の余裕ができる。
心の余裕ができると、自分の子どもと向き合う事もできる。
余裕がなくならないように、先に手伝ってもらう事も大事。


前に、北海道のK叔父がFBで、「小さく迷惑をかけて、大きくかけないようにする」と書いていた。
そういう感じ。


2)仕事の休み、許可取るというよりJust do
人の目線より自分のやりたい事が先に来ちゃう


前回7年前(さらが7ヵ月、モーリーが6歳)に来た時も、スーザンは10日間位日本に来てたんだけど、その時、「どうやってそんなに仕事休めたの?会社と学校に何て言うの?」と聞いたら、「ただ、『休む』って言う」と言う。
日本だと根掘り葉掘り聞かれるし、言わないといけない雰囲気になるし、正当性がないと認められないという雰囲気があるけど、アメリカでは休めるから休む時に休むという感じみたい。
あの時、モーリーも保育園だったか、学校入ったとこだったかだったけど、「ただ休みますって言うだけ」って言ってた。

今回は、オーストラリア行ってから日本に来てるから、3週間以上休み取ってる。
スーザンが行く事で、オーストラリアのアンドレアも仕事をその間休みにしたらしい。(アンドレアが仕事してたって、今回初めて知った。専業主婦かと思ってた。)オーストラリアも、そんなぱっと休み取れるもんなんや。ま、確かにめったにない事だけど。

今回は2人の子ども達は夏休み中。大きくなって来たから、そこは長期休ませられないと考えているみたい。
スーザン自身の仕事の方は、前回とは職場は変わったみたいだけど、内容は同じシステムエンジニアみたいな仕事で、家でも仕事しようと思ったらできる仕事。だから、今回もWi-Fiがあれば、スマホでやり取りするって言ってた。
だから、前回同様、ここで休み取ると言って取った感じみたい。

「アメリカでは、どうやって皆長い休みを許可取るの?」って聞いたら、「許可を取るというより、ただ休みを取る(People (They) just do)」って言ってた。
人からどう思われるか気にするより、自分のやりたい事が先に来ちゃう感じ。

でも、人の事考えない訳でない。夜中に仕事してた。
日本とアメリカのニューヨーク州の時差は12,3時間と、ちょうど昼夜逆転する感じだから、向こうが仕事してる時、こちらは夜中だから、夜中に起きて仕事のやり取りとかはしてたみたい。
で、仕事の相手も、休み中という事は知ってるから、できるだけ連絡はしないようにと気を遣ってはくれているみたい。

スーザンの仕事は、病院のレントゲンやMRIの画像に関するソフトで問題があれば、レントゲン技師やお医者さんとやり取りするみたい。医学の知識は必要なくて、コンピュータに関する知識のみ。

スーザン自身、元々日本に来るのは、最初トトというメキシコ人でオーストラリアに住んでいた子が仕事で中国に転勤になると言っていて、その時国際会議で日本に行くかもというのを聞いて、その時に合わせて行けたらとFBで話になった。でも、結局、スーザンだけが来る事になったね、と言う話をした。本当はもっと集まって居合わせたかったんじゃないかなと思って、聞いた。
けど、「トトや他の子が同じ時に行ける時を待ってたら、皆それぞれ家庭と仕事があるし、いつ行けるか分からない。今、自分は行けるだけのお金と時間があるし、これが子どもが高校生以降になるとそちらにお金がいるようになる。そしたら、行ける時に行ってる方がいい。」という見解だった。
なんだ、「結局自分だけ来る事になって...」っていう感じじゃなくて、自分だけでも来たいっていうのがあったんだね。
それでも、来る事が決まった時、FBメールで、「トトにはもう言った?」と聞いたら、「まだ。I feel bad.(悪いかと思って)(一緒に行こうと言ってたけど、合わせられなかったから。という意味で。)」と言ってたから、気は全く遣ってない訳ではない。
スーザンもやっぱり、自分がしたい事・今できる事に集中してるんやね。でも、だからと言って、自分優先というより、ちゃんと人の事も気遣ってる。でもその分量がたっぷりじゃなくて、ちょっとでいいって事。


3)生活リズムを整えるのは"Just do"とシンプル

7年前に来た時、私、スーザンがせっかく久しぶりに来てくれたけど、夜に長話とかできないと思って、「うち寝るの早いけど、ごめん」と言ったら、「何時に寝るの?」って聞かれて、「10時くらい」って言ったら、びっくりされて、「うちは8時半くらい」って言ってた。
えー、仕事共働きでしてて、そんな時間に寝れるの?と思ったら、職場は4時半くらいに出て家も近いし、料理も簡単にしてるから、その時間が可能みたい。旦那さんも同様に早く帰って来るらしい。
「今の仕事はラッキー」って言ってた。

その時と変わらず、今でも8時半~9時には寝てるみたい。
でも、うちでは10時過ぎとかになってしまって、遅くなって申し訳ない。
どうやったら、スーザン、行動早くできるのって聞いたら、"You're busy."って言ってくれた。
お客さん来て、家事も増えてやる事も多いから、抱える事が一杯になってしまって、仕方ないという感じ。スーザンもかばってくれたのかな。
スーザンも、「今はvacation中だし、たまにはいいよ」って言ってくれた。

でも、私としては、生活リズムを整えるコツを知りたかった。
アメリカで生活してる時、どうやってそんなに早く寝てるの?って質問した。
そしたら、"Just do"っていうような答えだった。
「ただやる」って。シンプル。
やろうと思ったらやれる、って事かな。

私が早く寝かせたいと思うのにできないのは、本当はそこまで必要性を感じてなかったりするからかも。
本気でやりたいと思ったら、やってるのかも。


4)FBから離れた 生きるに集中 ただ生きる

スーザンがいて良かったのは、毎日やる事、したい事に精一杯で、話したい事も一杯で、今に集中してたという事。
ただ今を生きるに集中。


FBばっかり見てしまう自分が嫌と思う事もあるけど、そんなんしてる暇がない。
(スーザンがしてるし、タグ付けしてるからいいやと思ったのもある。)

それを体感した。

やっぱり、言葉でどんなに連ねるより、それを体感する、そういう人と一緒にいるというのが体感で伝わって来る。

スーザンはシンプル!
シンプルライフ!
やりたい事をやる。
やるべき事はやる。
抱え込まない。


スーザンは仕事してないからか、いつもよりFB投稿多め。
でも、さっとして後はだらだら見てない。


5)寝る時間大事

スーザン達は7年前に来た時から、夜は8時半~9時に寝かせる生活リズム。
うちはついつい遅くなって、9時半~10時になってしまう。

スーザンが来てる時も、10時は過ぎる事が多かった。
スーザンは休み中だしと理解してくれたけど、最後の方の日程では、"Let's go back to slow life."ってモーリーに言ってた。

寝るのが早いのも、「疲れたら寝る」、「眠いから寝る」という感じ。
早くしないとというより、寝る時間を確保するために、他の家事はシンプルにしてる感じ。
何もかも完璧にはできないって事。
それを割り切ってる。