kirakira 日記

きらきらした人生にしよう♪

子どもの役に立とうとしなくていい

2019年06月30日 23時31分23秒 | 生活団からの気付き
さあや、生活団から初めて木琴を持って帰ったのは、6月上旬の頃だったか。
合奏の練習のために、木琴を持って帰るまでできるとは!

生活団では、自分の事は自分でするというのが方針だし、最初はさあやに持たせてたんだけど、最初の信号の所に行くまでにもう重いらしい。さすがに、これはと思って、私が持つ。
家に帰って開けてみると、何と!2つ入ってた。
普通の音とシャープとかフラットの分があるらしい。そして2つは合体させて使う。
木琴ってそういう仕組みなんだ。

さらは本物の木琴を持って帰って来たのを見て、「いいなー。さらちゃんも生活団が良かった」と言う。

さあやも喜んでたんだけど、最初だけでその後あまり練習してなかった。
練習した時でも、「1回したから」と十分とばかりに言ってた。
ある時私が食当に入ってて、お昼に子どもらのトイレ掃除してる時なんか、指導者の声が聞こえて来て「1回しか練習してないの?1回で大丈夫?」と言われてた。
ですよね?

最近でも指導者に、「お家で練習してる?」「毎日したら生活団来るまでに7回はできるよ。」「忙しくてできないの?」等言われてた。
ま、そうですね、私もさあやをあちこち連れ回したり、逆にたいして何もしてない日でも木琴するまでに至らなかったり。私ができる環境作ってないという事もあり、傍ら痛し。

この土曜は生活団の説明会に私が在団生の母として参加、日曜はお父さんの叔父さんが亡くなり、関東のお家にお参りに行ったので、土日ともこれと言ってする事がなかった。
雨も続いてたし、特に日曜はお父さんがいないので暇。
さらも土曜にりんご病と診断されたし、赤くなったら感染しないみたいだけど、微熱が出て来て少ししんどそう。

梅シロップ作りはしたけど。



整理をするはずだったのにまたもやできず。
できないというより、するのが腰重いんだろうなあ。それが深層心理。

でもこれだけはと、晩ご飯作る前に工作を置いてたミニテーブルの上を片付けて、木琴練習コーナーにする。
CDプレーヤーも置いとけば、自分で音楽かけて練習できる。
さあやが生活団で作った船が、ちょうど楽譜置きになる。



これかー!
音楽の先生が、「自分で練習できる環境を整える」と言っていた事は。


先週の集合日に、K先生が「木琴置ける場所ある?」とか私の前でさあやに聞いてた。
さあやは「お姉ちゃんの机はお姉ちゃんが勉強するからあかんって言う。」と言う。
「リビングの机があるよ」と言っても、「お姉ちゃんが使う時ある」と言う。確かに。

という流れがあったから、さあやが1人で使える場所がいるなと思った。
それで思い付いたのが、前はキッズコーナーのテーブルにしてた物。
季節によってはお雛様を出したりしてて、今は工作ディスプレーコーナーになっていた。
でも、一度景色化するとあまり見てない。もう変えてもいい。
という事でこうしたけど、これだと木琴が常に出てるから、いつでも自分がやりたい時にできる。

音楽の先生は「子どもが練習したい時に、楽譜が自分で出せる環境にしておく」って言ってて、それはそうなってたんだけど、木琴は毎回私が出してたし、出すのはちょっと一苦労。
そうなるとあまり出さなくなるのも当然。

さあや、自分でCDかけれるし、これなら自分で勝手に練習してる。
イスまで自分で出して来た。

今までは、私が楽譜見て音符がどこか指でたどったり、分からないなりに、数えてこの音符は何かとか言ったりしてたけど、私、つまづくんよね。で手間取ってる間にさあやが退屈する。
さあやが1人で練習してるの見てたら、さあや、私より分かってる!

子どもの役に立たなくていい。
子どもの役に立とうとしなくていい。


というか、かえって混乱させてる事もある。

さあやは、ちゃんと生活団で聞いて来た事を覚えてる。

親は何もせず、子どもがやりたい時できる環境を整えるだけって、こういう事か!


生活団について思うこと

2019年06月28日 23時48分18秒 | 生活団からの気付き
こんなに母親に影響を与える幼稚園ってなかなかない、と思う。
とにかく生活リズムを何とかしたい!
というのと、何かここの雰囲気が琴線に触れるという事で入った幼児生活団。
次女が通ってます。

幼稚園や学校で言われる「早寝早起きをしましょう」「時間を守りましょう」って、そんなこたぁ分かってるんだ。
でも、どうやって?
そこまで関わってくれる幼稚園ってないでしょう。
それって自己責任。自分でする事でしょう、ってのが世間一般。

それが、生活リズム整えるには、寝る時間を守る事が大事、そのためには夕食の時間が要、逆算すると夕食を作り始める時間が決まって来る。
そして時間を効率良く使うにはというアイデアが出て来る。

見方によってはお節介だけど、決して押し付ける事はない。

生活リズムを何とかしたいというとこから縁を持った生活団だけど、いつしか家事の方法、食に対する考え方、物の選び方、子どもとの関わり方、色んな面で影響を受けてる。

私は、子どもにしてあげたい気持ちが先行して、ついやってあげるって事が多かった。
生活団で絵を描いてビニールにくるんで持って帰って来た敷き物、周りに紐を通すの続きをやろうとしたら、自分でできると。ゆっくり丁寧に教えてたらこんな事ができるんだという事が何度もあった。親がしてあげるのは環境を整える事、そんな事も気付かされました。


そんな生活団の説明会が明日ありまーす。
来年年少の子、なんなら再来年年少の子とその保護者の方、興味ある方いらっしゃれば誘って下さーい。

(私は決心するのに時間かかるから、入れる2年前から説明会に行きました。)

(6/28FBに投稿)

思い付きで最高の平日の過ごし方 - 山登り

2019年06月25日 22時49分27秒 | おでかけ
さあやの生活団は週2回。
どこでも一緒に行ってると、「今日は幼稚園お休み?」と聞かれる事が多い。
週5でお休みです。

子どもをできるだけ家で見たいと思うのは、長女をまだかわいい盛りに早くから保育園に入れたのがあると思う。

とは言え、子どもの相手が得意という訳ではないので、何をするかネタに困る。
今日は朝小学校の読み聞かせ行って帰って来て一通りの家事してiPadしてたら「退屈~」と言われて、思い付いたのが、「山行こうか!」

そんな事を思い付いたのは、よく考えたら、先週末の食の父母会も影響してる。
せっかく家で子ども見てるのにいつもたいした事してへんなーと思ってて、でも平日のネタに困ってた。
そんな中、4・6才で生活団通わせてるKさんが、食の父母会の発表でこう言ってた。
食事作りに時間をかけると、子どもに構ってあげられないし、子どもに構ってると食事がおろそかになる。子どもと出かけて、そのまま外で食べるのにお弁当よりハードルの低い満点ご飯のおにぎりを紹介したいと思います」と、ひじき、じゃこ、鶏ミンチ、大豆、人参など野菜・海藻・豆類・動物性たんぱく質がバランス良く入った満点ご飯を紹介してくれた。
レシピだけじゃなくて、そういう子どもとの関わりを大事にしてのそこというのに、触発された。

さあやも前からよく、「魚釣りしたい」とか「ピクニック行きたい」と言っていた。
昨夜も「今度、家族でピクニック行きたい」と言ってて、子どもの望む事って何て純粋なんだろうと思ってたところだった。お金をかけたり、特別な所じゃなくて、ピクニックというのがかわいらしい。

山に行こうっていうのは思い付きだったけど、子どもを遊んであげたいという気持ちと、さあやが喜ぶ事をしてあげたいという気持ちが合わさっての流れだった。

私が行き方調べてる間に、さあやがおにぎり作ってくれたし、荷物は全部自分で考えて用意してた。
子どもが自分でやりたいと思った時のパワーとは目を見張るものがある。

10時過ぎに思い付いて、11時に出て山登りできるって、なんて最高なんでしょう!
この立地。

阪急の駅まで行って自転車を停めて11時半頃スタート。
桜の葉と思われる葉っぱを拾ったさあや。



高級住宅街を抜けて登山口へ。
迷いつつだし、暑くてお茶飲みつつなのでゆっくり。
もう疲れて来てて、さあや気力なくなって来てたけど、食べる所(茶屋)が見えたと言ったら、喜んで走るさあや。
手には、さっそく汗を拭いたハンカチ。



持込禁止だったので、おにぎりは後で食べる事に。
2人で1つのざるそばを注文。
登山口からずっと続いてたガか蝶が店にもいた。



滝の茶屋を出るとすぐに、高座(こうざ)の滝(「たかくらのたき」かと思ってた)。
ここでさあや、トイレに行きたくなり、滝の茶屋の手前までトイレに戻る。
戻って来てから、おにぎりを食べる。

さあやの上に光が降り注いでる。



足を浸けるのもできた。



滝の後は、崖の左上を上がってロックガーデンへ続く道へ。
結構険しい。



少し行くと、見晴らしの良い所へ。
家の方が見える。



熱中症にならないように、こまめに水分補給。
日陰がない所は暑かった。

山道を歩いてると、行き交う人が「こんにちは」と声をかけてくれる。
芦屋って、人に対して警戒心があったりする事が多いけど、山は別だな。
そんな雰囲気が心地良い。

さあやの事見て、「こんなおちびちゃんが登ってる」「おちびちゃん頑張ってね」という風な声もかけてくれた。
確かに平日に子どもが山登りしてるのも珍しいやろな。
普通やと幼稚園とか保育園に行ってるから。子ども見かけるとしても土日やもんな。
そう考えると、さあやと一緒に平日の空いてる時に山登りできるなんて、小学校入る前の今だからこその贅沢な時間。

本当は風吹岩という所まで行こうとしたけど、芦屋川からそこまでが1時間とネットであったけど、滝の茶屋までで1時間かかって、ロックガーデンまではもう30分強と思うと風吹岩はまだまだあると思い、ハイカーに確認しても45分~1時間はかかりそうだったので、ロックガーデンの辺りで引き返す事にした。
そこで会ったおじさんが、「コップありますか」と聞いてくれて、山で汲んで来た水をあげると言ってくれた。まだ口つけてないからって。さあやがこの時の水を後から「水もらって良かった。甘かった」と言うから、本当に良かった。



さあや、汗かいてお着替えもした。



帰り、下りの方が怖い。



山を下りて行くと、さあや、「足がふらふらする」と言ってた。
山は、本当に登るより降りる方が大変。
私も足がふらふらした。

一度、さあやが崖から降りる時、足を踏み外して落ちそうになった時があって焦った。
自分がするより、さあやがする方が心配になる。

私が子どもと行くのは、だいたい大人も子どもも楽しめる所。
公園に連れてってあげる親御さん、えらいなーと思うけど、私は行って5分で飽きる。山だと目的がある感じがして、大人も楽しめる。(実際目的はないんだけど。ゴールもここらへんにするかーって感じだけど。)

でもちょっと前だと山登りも、めんどくさいと思う方で、選択肢にも入ってなかった。山登りの良さを実感したのも生活団のおかげだと思う。

日曜は芦屋の海でヨット体験をしたし、今日は山。川でも遊べる。
そう考えるとこの市は、買い物はする所はないけど、自然では色々な遊び方ができる。
初めて、芦屋の良さを思った。

子どもも満足させられて、自分も心地良い疲れ。なんてお互いにいい過ごし方なんだー!!

(6/25FB投稿分に追加)


プラスチック・フリーの講演会

2019年06月20日 23時40分39秒 | 友の会
「プラスチック・フリーについて考えてみませんか?」
原田禎夫氏(大阪商業大学公共学部准教授)講演会
@大阪友の家

に行って来ましたー。

日々いっぱいいっぱいでアウトプットが追い付かないー。
本当は、次の日生活団でさ、生活団の前日は静かに過ごしましょうってのが言われるんだけど、そんな日に子ども連れて住吉まで行くってごめーんって感じだったけど、行って良かったー。知りたい事知れたー。

次女も大阪の生活団6才組の同じさくらんぼのおしるしの子と遊べたのでいい記念になったはず。
帰りにパンダの電車見れたし!

こういう講演会だと、興味あっても途中から難しくてついていけないとなりそうでしょう?
それが、この先生、お話が面白くて、分かりやすいから飽きない。
大阪で先生をするという事は、そういう技術も必要なんでしょうか。

私、リサイクルできる物ができるだけ出してて、そうする事で循環してってると思ってたのです。
それが最近のニュースで、リサイクルも全てできてる訳じゃない、中国に輸出してたとか知ってショック!

環境に興味を持ったのは、子どもの頃に見たドラえもんの映画の影響大だと思います。

講演会は情報量が多くて、全ては網羅できないけど、一部ご紹介。

世界のプラスチック削減の実情。
イギリスー野菜は裸で売る
オランダー球根は再生紙の卵パックのような物に入れる
アメリカー洗剤を紙製容器に入れる
皆さんご存知のように、世界的企業もどんどんプラスチック削減の方向にシフト。

プラスチックがどんどん小さくなってマイクロプラスチックと呼ばれる物になる。これは有害物質がつきやすい。
それが魚が飲み込んで、そのまた大きい魚が飲み込んで…となると生態系に影響が出る。
人間も知らず知らずのうちに、プラスチックを体内に取り込んでるらしい。

処分しきれなく海に行くプラスチックもあれば、ペットボトルに飲料を入れる際、製造過程で舞ったプラスチックが入る事も。

京都の冠島で大学生がペットボトルのごみ調べをした。
中国・韓国のゴミが多いと思ってたけど、日本がダントツ。
原産国はバーコードやリサイクルマークで分かる。
学生が面白い事してて、ペットボトルでリアル棒グラフ。
台湾は全然ないらしい。台湾は実はリサイクル率世界弟3位らしい。

あと、保津川の掃除イベントが毎年3月にあって、終わってから食べ物とか出してイベントをするらしいけど、リユース食器使ったら、700人もの人が食事して、出たゴミがゴミ袋4袋分。
今なら、「リユース食器を使ってイベントします」と言ったら使える補助金もあるので活用して下さいとの事。

こういうのって、女性が積極的で、でも女性は私もだけど、ともすると完璧主義になりがちだけど、そこはこの先生、男性だからか、「いちいち目くじら立ててたらキリがない」と仰ってました。やるなら楽しくやろうというスタンスがいいなと思いました。

最後に、衝撃だったのは、生ゴミ燃やすのは日本だけ。
そのために性能のいい焼却炉がある。世界の焼却炉の3分の2が日本にある。焼却炉があると、CO2を回収する機械もいる。無駄にお金がかかる。そこにお金を使うのか、教育や福祉にお金を使うのか選ぶのは私達だという事。

(6/29FBに投稿)


6才組 最初の父母会

2019年06月08日 23時30分24秒 | 生活団からの気付き
父母会で、子どもに言うべきか、言わざるべきかという話に焦点が当たった。
先日、音楽の先生からのお話で、「親の方から練習を促したり、もう1回しようかなど言わない。生活団に行ってできてなかったら、本人が考える」と聞いた。
これがストンと落ちて来た人が多かった。
Uさんもその1人でそう言ってた。

そしたら父母会で指導者が、「音楽の先生の意図がどこにあったか分かりませんが、全く言わないとまでしなくてもいい。そうすると、本当の音楽の楽しさが分かるところまで行かない。少しは言った方がいい」と仰る。

子どもを見張るようにするのは違うけど、「『しゅっぽっぽのうた』、どんなのかな。聞きたいな」くらいは言ってもいい、との事。子どもと一緒に合奏してみるとか。
Y先生なんかは、元々子どもと一緒に何かをするのが好きだから自然にしていたそう。

全く正反対の意見。
心屋あるあるみたい。
正反対の意見のどちらも分かる。
どちらも正しい気がする。

子や状況によっても違う。
要はバランスという事なんだろうな。