こんにちは浦田関夫です

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英国の連立政権に注目

2010年05月14日 06時45分45秒 | Weblog
 英総選挙の結果を受け、戦後初となる「保守・自由党」の連立政権で決着しました。

 保守党と中道左派・自由民主党による路線の違いを超えたものですが、2大政党制が崩壊した英国にとっては「歴史的な瞬間」となりました。
その安定性に懐疑的な声もありますが、キャメロン首相(保守党党首)とクレッグ副首相(自由民主党党首)の43歳コンビが目指す「新しい政治」で私が注目したいのは、「選挙制度」の問題です。

 英国は、長年「完全小選挙区選挙」を採用したきました。しかし、小選挙区制度は、政権交代が劇的に変わる特徴を持っています。つまり、3~4割の得票で7~8割の議席を確保することが可能だからです。
 今回の連立の条件に、自由党は「中選挙区選挙」について「議論する」としています。

 日本でも記憶に新しい、「自民党をぶっ壊す」との小泉劇場で自民党の圧勝。「生活が第一」といって民主党が圧勝。やっている政治は国民から支持されていません。(支持率20%台)
 これでは、「民意を正確に反映しない選挙制度」といわなければなりません。

 日本のモデルとした英国での選挙制度、新たな選挙制度改革の議論に注目してみたいと思います。

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