二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

樹種の探検

2010-05-26 21:38:28 | ■工房便り 総合 
木には年輪が有る。春から夏にかけて、すくすくと成長する時には、 肉も沢山着く。柔らかい。 秋から冬にかけて、成長が遅くなり、木の硬い部分が出来上がる。 それらは、切ってみると、木目という美しい模様を描き出す。 しかし木工屋に取って、木の木目より大切なのは、導管。 導管は、養分を木の隅々まで送る、まあ血管と言えるかもしれない。 この導管の構成で、広葉樹は、2種類に分けられる。(細かく言う . . . Read more
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桐の二胡その3

2010-05-26 08:50:58 | ■工房便り 総合 
楽器としては、木の板を振動させて音を出すというのは、擦弦楽器としてはごく普通のことのように考えていた。 二胡に出会って、様々調べているうち、皮張りの弦楽器と言うのがかなり、アジアに広がっているのが解った。 ラバーブ、という、アラブ、エジプトのもの、 レバブというマレーシアやバリ島のもの、また、沖縄のクーチョー、日本の胡弓、 などが有る。 振動板に使うのは、ラバーブが山羊皮を使う以外全て、 . . . Read more
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