二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

久しぶりのネーミング会議

2018-02-13 07:00:00 | ☆店主の鞄持日記 ほぉ舜堂
『モス・グリーン』 に 『チェリー・レッド』、、、
光舜堂のこれまでの二胡ケースのカラー名は、
それほど珍しい色名では無かったかもしれませんが、
実はイロイロゆかりがあります。

ご記憶にも新しい、限定販売で完売御礼の
ご存じ『チェリー・レッド』は、
山形のお客様から送って頂いた色鮮やかな『佐藤錦』が由来です。

では『モス・グリーン』は?
後からのご縁なのですが、光舜堂店舗のあるラジオガァデンには、
苔博士 竹田先生の、『苔むすアートミュージアム』があるのです!!
竹田先生に出会うよりずっと前に何の気なく付けた色名ですが、
『モス』って、苔じゃん!!(笑)



ケースカラー第3弾がグレーなのは決まっているので、
さて今回はどういった名前にしましょうか。。。と、
土曜日、1把用グレーの二胡ケースの納品を待ちながら
色見本帳とにらめっこのワタクシ。

『ダーク・グレー』なんていうフツーの名前は嫌だし、

工房的には炭とも縁があるから『チャコール・グレー』?
でも、色味としてもなんか違う。。。

すると、或る塗料の色見本に『 Patina Gray 』という文字が。
初耳の色名でしたので Patina を英和辞書で引いてみると、
緑青(でもその塗料はちっとも緑青色ではなかったけれど)とか、
使い込まれた器具の表面のつやや古色、なんて意味や、
他にも諸々(調べてみて下さいね☆)あるのですが、
ラテン語になると、「経年変化の味わい」という意味があるとか。
同じ名前の或るサイトには、
『「本物」と言われる「よいもの」は年月を重ねれば重ねるほど
使い込めば使い込むほど味わい深さが生まれてきます。
さらに時を経て刻まれた風合いによってその価値もあがっていきます 』
と書いてありました。

ウチと一緒だーーー!

「ねっ?西野さん、光舜堂のポリシーとピッタリじゃありません?」
そうだね、いいんじゃない?
と店主。しかし、
「だったら『味わい・グレー』でいいじゃん!それ、良くない?」
「嫌です、そんなノンアルコールビールみたいな名前」
「えーー?言いやすいよ、あじわいぐれー」
「じゃあ、呼びたい人は愛称で呼べば良いですよ、
でも正式には『パティーナ・グレー』ですっ!」


という事ですので、ご予約お申し込みの際は、
『パティーナ・グレー』でも、
『あじわいぐれー』でも、どちらでも受け付けます(笑)

左:Patina Gray     右:Moss Green
二胡ケースに関するメールでのお問合せは、
info@ko-shun-do.jp
『超軽量二胡ケース 係』 ←件名に必ず入れてください。
※受信確認に必要な為、携帯電話番号を必ずご記載ください。


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