二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

ブラジリアンローズウッドの駒

2017-02-02 10:21:50 | ■工房便り 総合 


きれいですね。

でもこれはとても二胡を造ることはできない、部分です。

木目が入り組んでいますね。

これは、何百年か前に、木の中に埋もれ込んだ小枝の節の部分です。

この黒っぽいところです。

これが固くて、もろいのですが、

この部分を取り出して、駒に作りました。

まあ、

華やかな音色、

たとえ、4,5万円の、いわゆるお土産二胡でさえ、華やかに鳴り響きます。

ところが、これは、めったにあるものではありません。

二胡を造っているときにどうしても使えないところに、少しだけ入っていたりします。

ある意味自然の恵みでしょうね。

木は楽器に作ると様々な音色を響かせます。

中でもブラジリアンローズは、発弦楽器、ギターや、あるいは、ピアノ(これは弦をたたくのですが)

このような楽器には最高の音色と響きをもたらすといわれます。

しかしいま、紫檀類(マメ科)の木が絶滅寸前で、

ワシントン条約でも、一番縛りのきついものになっています。

もうブラジリアンローズは日本には、正式には入って来ないでしょう。

そういう意味では、小葉紫檀(コウキ)も世界中に出回っていません。

二胡も紫檀類は、輸出が厳しくなると言われています。

実際には何らかの、裏取引というのが出てくるのでしょうが、

その分、金額は上がります。

いずれにせよ、紫檀類は貴重な木です。

楽器に作るまでに、300年くらいは成長するのにかかるのです。

今皆さんのお持ちの紫檀の二胡は、大変貴重な物であると考えてください。

そうそう、このブラジリアンローズの駒は、一般販売はできません。

それこそ一本の木の中に、数個しか出てきません。

そこで、ご来店の方にどうしてもという方にお譲りするのと。

調整講座に参加する方にお土産。



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