二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

初めてのご来房の方・弓による雑音。

2021-09-29 10:11:21 | ■工房便り 総合 
コロナが始まって以来1年8カ月、一人、静に、工房で修理や制作、あるいは新商品の駒や松脂の研究などしていました。

コロナの事もあり、工房へ来られて、楽器を見てほしいという方は、大変申し訳ないのですが、お互いの健康のことも考えて、ほとんどの方をお断わりしていました。

唯一、弦堂さんだけは、色々開発のこともあり、また弓毛の張替えをお伝えするためにいらしていただいたのですが、

今回、東京では大分ワクチンもひろまり、またかなり新規感染者も減ってきたこともありまして、工房へ来ていただきました。

というより。

この方の楽器今年に入って私が皮を張り替えたのです。

その後しばらくして、なんだか雑音がするんです。とのこと、元々この楽器は胴の木がかなり変形に削られていてウルフ音の多い楽器で、購入した時から悩まされていた楽器だったそうです。

そこで皮を張り替えると同時に胴の内部に手を入れて、雑音の原因は直しました。

お送りして、雑音もなく無いりとても良く鳴るようになったと、喜ばれておられたのですが、このところ、シューシュー風邪をひいたような雑音がする、これは皮に問題があるのではとのこと、

このお話を聞いた時には、問題は他の事とは検討がついてはいたのですが、その方の是非とも実際にお会いしてという話もあり、やはりご納得いただくには、直接楽器を弾いてもらってお話ししてと考えまして、工房に来ていただきました。

お会いしたのは、木工所です、多少埃が、、、ある場所ではありますが、空気の流れもよいし、広さもありますので。光舜堂の方は今松脂で足の踏み場もない序様態ですし、狭いですから。

お会いしてすぐ弾いてもらいました。

それから、すぐにあらかじめ用意していた、福音弓に変えてもらいまして、「どうですか?雑音無くなったでしょ?」

[ほんとですね、弓だったんですね」

今まで、2年ほどお使いだった弓見せていただいて、その毛のほつれ具合を説明しました。20本ほど切らなければならないほど、もう馬毛がバラバラ、そこで、ネオちゃん、以前からバイトで工房へ来ていた方で、最近少しは、二胡に興味を示してくれていたのですが、彼女に馬毛を整理してもらいました。計24本。

大分スリムにはなりましたが、音はすっきりと。

お話をメールでいただいた時には、これは弓毛の問題だとは思っていたのですが、やはり実際に比べてもらわないと、皮を張り替えてその皮のお陰で雑音が、と思われるのも嫌ですしね。

反省したのは、楽器を送ってもらう時には、弓も一緒に送ってもらわないと、(ほとんどの楽器には弓が付いていたのです、その弓はみな馬毛を整えてお返ししています)この方は、他の弓をお持ちでなく、皮の張替えは長くかかるので、弓だけお手元にとっておかれたのでした。
こういう場合もあると、今後は是非弓も一緒に送って欲しいです。

代替えの弓はおくります。

しかしやはり楽器の調整は直接お会いしたほうが良いですね。

いつの日になるのか、早く何とかこのコロナが落ち着いてくれると良いですね。

工房光舜堂西野和宏、ネオちゃん忙しいところありがとう。






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