フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

家の引渡し完了

2014年01月25日 | 人生2度目のローン(涙)への道

 今週、旧宅の引渡し&残金の受け取りがあった。
 場所は某銀行の支店。わー、銀行の個室(?)に営業時間内に入るの初めてだぜー(笑)。あと入るとしたら、宝くじ1等当てて受け取り手続きをするときくらいだな(一生ねえよ!とツッコミが聞こえる・・・)。
 その前に、土地の名義は親なので、委任状が必要だからと司法書士が実家に取りに行ってくれたのだが、不動産業者から「司法書士が電話をかけて訪問の話をしたら、お父さんがへそを曲げてしまって、『権利書は渡さない、娘に土地はやらん』っておっしゃってるんですよ」と慌てた電話が。なんだと?いったい何を言ったんだ、全く、うちの親父は気難しいし頑固の怒りんぼなんだから、何機嫌損ねてくれてるんだよ!と慌てて実家に電話を入れると母親が出て、「ああ、権利書も渡してくれって言うから、お金と引き換えじゃなきゃ渡せるわけないでしょう、っていう話よ」おいおいおい!当ったり前だろ~!司法書士が直接会って本人確認して委任状をもらってくるという話で、不動産屋の指示も当日権利書を持ってきてくれとなっていたので私が取りに行くつもりだったし。だいたい権利書は、それがあれば土地の売買できちゃう、現金みたいな代物だぞ。なーんで金もらう前に他人に預けるかっつーの。要するに、親父は土地を売らないと言ってるのではなくて、権利書はその日に渡さないと言っているだけだった。もう、びっくりさせるなよな。親父の話もちゃんと理解できてないなんて、その司法書士はダメダメだな・・・。
 「権利書は私が取りに行くから、司法書士からまた訪問日について電話あると思うんで、委任状だけ頼むわ」、で一件落着。はー、やれやれ・・・
 後日、実家に権利書を取りに行くと、「まだ若い人が来てねー、20代かと思ったら30代だって言ってたんだけど、ピシッとしたスーツ着てたわよ。あんた、今度先方と会うときちゃんとした格好して行きなさいよ」と母は、私のよれよれのネルシャツと履き古したカーゴパンツをジロジロ見ながら言ったのであった。え?なんで不動産業者とかと会うのにめかしこまなきゃならんのよ。さてはその司法書士はイケメンだったな?!全く、ちょっと顔がいい男にはすぐ懐柔されおって。・・・こんなところで血の繋がりを感じるワタクシであった・・・
 こうしてようやく当日、私は権利書やら印鑑証明書やら手元に残っていた旧宅の設計書やら設備の説明書やらを持って(重い!)、銀行へ向かったのであった。
 個室でまた、書類を書いて書いて実印を押して押して。銀行が私の口座に残金を振り込み終わるのをしばし待つ。ふと、同席している買い手の会社の1人が、前回売買契約をしたときに来ていたにーちゃんであることに気づく。茶髪は黒になっていたが、相変わらず眉、超細いよ・・・。
 最後に、振込依頼書のコピーを振込みした証拠として受け取り、設計書等と領収証と旧宅の鍵を渡して引渡し完了。私が十何年住んでいた家は、他人のものになったのであった。・・・などと感慨にふけっている横で、不動産屋の営業マンは、買い手のリフォーム会社に向かって「すぐ売り出します?じゃあうちで扱わせていただけませんか?専任で構いませんか?是非。ありがとうございます」と早速営業活動をしていた・・・。
 しかし、前にも思ったが、不動産会社というのはほんとーにいい商売だな!契約のときにうちと相手方から手数料を取り、また今回の残金支払のときも相手方からがっぽり手数料をいただいていた。目の前でばばばっと広げられる一万円札の扇!数えて「はい、確かに」・・・はー、うちの売値はすっごい低くてがっくしなんだが(主な原因は地震とリーマンショックで土地の値段が3分の2にまで下がったせいだけど)、そりゃー買い手からしたら利益出すためにはこの値段でなきゃやってられんだろう、とは思ったぜ・・・。
 そういえば、うちのマンションの一室がもう売りに出ていた。(チラシが入っていたのだ・・・)そして目を丸くする。おいおい、この部屋、私が今の部屋買うときに比較検討したから元の値段知っているけど、それに対して○百万も上乗せしてるぜ?!マジか・・・。投機目的で買ったとしても、この値段はボリすぎだろう!そんなに今、マンションは売り手市場なのか?マンションなんて、バブル時はともかく、最初に分譲した時が一番高くて、そのあと一気に下がっていくもんだろう。なのにこの値段・・・。分譲価格知らないと思ってイメージで高く売りつけようってか。確かにこのマンション、高そうに見えるもんな・・・。(上の方の階はさすがに金持ちが入居してるけど!この間、両手一杯にエ○メスの紙袋下げた人とエレベータで一緒になって目が点になったぜ・・・)


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