フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

負け犬のつぶやき;

2007年09月23日 | 極めて日常茶飯事

 先週、同僚の男性が結婚することが発覚。それを聞いた私たち負け犬3人(先輩、私、Gちゃん)はショック。なぜかといえば、「彼が結婚できない理由はわかるよね~」「彼に女ができるなんて、あり得な~い」などと普段言いたい放題していたからだ・・・。
 いや、彼も別に数年前までは普通だった。むしろ真面目で仕事もきっちりする普通の営業マンだった。しかし、人事異動や組織変更で劣悪な状況におかれたため、やっとそこの部署から出られたときにはすっかり精神的に病んでしまい、「営業からはずしてやれよ・・・」「あまり人と接しない部署に行かせたら?」と私たちが気を揉むような状態になってしまっていた。仕事やる気ないし、ミスが多いし、本社の事務部門とも険悪になるし、通院のため早退遅刻を繰り返し、フォローする私たちにはとても負担になっていたのだ。
 多分、仕事のことで私たちがミスの後始末をかぶったり、やらなくて済むことをしなくてはならない(しかも、こっちが残業して処理しているのに、彼は体調が悪いから、と帰ってしまう)という状態だったので、余計に彼への評価が低くなっていたことも否定しないが、本社の事務の女性に対する罵声とかヒステリックな態度を見ていれば、そりゃー「恋人なんかできるわけねーだろ」と思ったってしょうがないというものだ。
 その彼が、結婚!聞いた直後に「あり得ねー!」と私は叫び、即座にGちゃんは「同感」と呟いた・・・。
 聞けば、3か月前に紹介で知り合い、来月結婚式だという。は、早・・・!私たちは「きっと、まだ3か月じゃあ、彼の本当の姿を知らないままなんだよ・・・」「逆に、会社での彼はああだけど、仕事離れれば別にキレることもないだろうし、ミスしまくりの使えねーヤツだってことも関係ないしね」「まあねー。私たちだって、会社以外ではギャンギャン怒ることも、『こいつ・・・コロス』と呟くこともないもんねー」・・・そんなこと言ってるのはお前だけだ、幸田・・・。
 「でも、それを知らなくったって、アレと結婚する気になる?」彼は私より1つか2つ下だが、心労のせいですでにひどい白髪だ。顔は・・・まあ、好き好きだから論評は避ける背は、私よりちょっと高いぐらいだから、男性としてはだんぜん低い。身体もすっかり弱って、毎週病院通いで、腰も悪いから、パンフレットの箱などは男性の彼が運ばず、私たちが「うおっしゃー!」と運んでいる・・・。(言っておくが、私も腰が悪くて、コピーを取る時間にも腰回し運動などしている・・・。だからといって「おれ、腰が悪いから」では済まんのだー!誰かが運ばなきゃしょうがないだろ?!)
 そんな相手と結婚・・・?冗談じゃない。じゃあ、何で?「やっぱ金だろう・・・」
 うちは保険会社だ。生保全体では多分中の下か下の上くらいの給与だろうが、それでも営業なら40歳で年収800万前後だろう。相手の女性は彼より1つ下だというから、ちょうどGちゃんと同じか1つ下くらいか。・・・そりゃー、崖っぷちの年齢という焦りがあって、何としても結婚して精神的にも経済的にも楽になりたいと思っていたら、多少のことには目をつぶるだろう・・・というのが、私たちの見解だ。(・・・お前ら、愛情だという考え方はないのか・・・?いやだって、3か月で結婚式ってことは、1か月で結婚決めてるってことだろ?そんな情熱的に好きになれるような男か・・・?ダルビッシュ投手ならともかく!・・・ま、タデ喰う虫も好き好きっていうし・・・論評は避けよう・・・
 というわけで、負け犬な私たちは、「自分は、アレより人間として劣るのか・・・?結婚相手として不合格なのか・・・?」とショックを受けていたわけだ!・・・ま、私の場合、こんな口が悪くてひねた性格してりゃー、男に敬遠されるという自覚はあるし、自業自得だとは思ってるけど!(爆)それにしても・・・女は金持っていてもそれが切り札にならないけど、男は金さえあれば、ある程度は何とかなるもんだなーとしみじみ。自分も、金のない男とはつきあう気にならんもんね。とはいえ、本当に好きな相手なら、貧乏でも構わないけど。だって私が養うもーん!
 ・・・問題は、そこまで好きになれる男がいなかったということだな・・・

 あ、何人かいたけど、全員すでに人のもんだったからなー(爆)ははは・・・

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