フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

我が家の庭と虫の来襲

2011年07月03日 | 極めて日常茶飯事
 以前、枯れかけていたからと同情(?)して庭に植えたノウゼンカズラ、植えた途端にガンガン2階の屋根まで伸びおって、花もろくに咲かせんくせに(伸びる方に栄養取られるので、毎年剪定しろと書いてあるが、気がつくと私の背より高かったので、枝の先を切れる状態ではなかったのだ・・・)、と引っこ抜いてもらったのだが、ヤツはめちゃくちゃ生命力が強かったのだ。地面の中に残っていた根をそーっと伸ばして、今なお思わぬところから地面に芽を出す。そのため私は毎週、その芽(1週間でなんと20センチくらい伸びおる。一度枯れかけて見せたのは、私に庭に植えさせようという演技だったのか?!)を見つけては抜くという(まあ抜くというよりぶっちぎるというか。元の根なんか抜けないっちゅーの)、賽の河原で石を積むような作業を繰り返さなければならないのだ。
 というわけで今週もだらだらと汗を流しながら引っこ抜き、他の植栽を見て回ったわけだ。
 気がかりなのは、せっかく植えた桔梗とミヤコワスレの葉が虫に食われまくっていることだ。多少ならまだ芽を出してくれるが、あまり食べられてしまうと、追いつかずに枯れてしまう。桔梗はカメムシっぽいのが食べていたけど、ミヤコワスレは一体何が食べているのだ・・・といつ見てもわからなかったのだが、今日、植えたときよりも小さくなった(葉がほとんどないんだよ!)ミヤコワスレを花ばさみでちょいちょいとはじいてみたら・・・ピョン、と何かが飛んだのだ。な、なんだ?ともう1回。またまた何か小さな緑色のものが飛び出した。土の上に着地したそれは、どう見ても小さな小さなバッタ・・・。ショウリョウバッタかオンブバッタかは小さすぎてわからないけれど!
「おめーらか・・・」
 この小ささではまだまだ食うに違いない。しかしバッタは結構好きな昆虫なので、捕まえてどうこうする気にならない・・・。なんでよりによってウチにいるのだ、隣の家の方が植物はいっぱい生えてるじゃないか。ブツブツ。
 次は1株ウン千円もしたツルバラ。最初の頃にアブラムシがついたので、殺虫剤で一掃したのだが、今度は葉を食われている。また殺虫剤を手によくよく見たら、緑色のイモ虫が数匹。毛虫ではないのであまり殺したくないのだが、苗はまだまだ小さい。この勢いで食われたら、丸裸になってしまう。蝶かな~。うちの庭でもよく綺麗な蝶がひらひら舞っているので、住んでくれると嬉しいのだが、もっと大きな立派な株になってからなら多少は目をつぶるんだけど・・・まだ勘弁してくれ、と棒だけになった枝ごと切り取って、ゴミ袋へ。さらに殺虫剤をかけまくっておいた。
 さて、あれは何の幼虫だったのかな・・・と図鑑を開いたワタクシ。・・・うぬっ、似ている。このキノカワガの幼虫に!きれいな緑の幼虫の癖に、孵化するとなんでこんな地味な、まさしく木の皮そっくりに擬態したガになるんだよ以前ジューンベリーに大量発生したイラガといい、ウチにはなんでこう、ひらひらっとした、メルヘンな虫が来ないのか。そういやこの間家の中で発見したアオズムカデといい、庭にいたイッスンムカデといい、梅雨時に大量発生したダンゴムシといい(いくら私が結構ダンゴムシ好きといっても、あの量はさすがに薬で大量殺戮しようかと思わせるほどであった・・・。暑くなって乾燥しまくっているこの頃は、普通の数しか見かけないが・・・どこに隠れたのやら)、ろくなのが住んでないな・・・。クモは巣はあるけど姿は見ない。でかいよくわかんない虫が殻だけになって巣に引っかかっていたっけ。ありがたいのでクモとは共存したいと思っている・・・が、ときどき自転車とベランダの柱の間に張った巣を私に破壊されるので(気づかず顔につけてしまうのだ!)、向こうはありがたくはなかろう・・・。
 ああ、なんでこう、大きくなって欲しい植物は虫にやられて育てるのに苦労しているのに、生えて欲しくないヤツはしつこく出てきて増えようとするのだろう・・・。つくづく私はガーデニングに向いていない・・・

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