フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

パラノ的食欲

2020年03月21日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 川原泉のマンガに、「空の食欲魔人」がある。主人公の夫がカレーだったりきしめんだったり、1つのメニューばかり食べるパラノ的食欲の持ち主なのだが、うちの夫もそうである。
 結婚してすぐに彼が私に頼んだのは、「金曜日はカレーの日にして」ということだった。
 以来、カレーの具をちょっとずつ変えて毎週作り続けているのだが(シチュー、グラタン、ドリアも好きだと言うので、途中からそれらも混ぜてはいる)、カレーを作ると翌日の昼、夜もカレーになってしまう・・・。
「飽きない?」「全然」
 いや、私は飽きるよ。さすがに毎週じゃあ・・・。
 そんな彼、先日「1品足りないが、手をかけるのもなあ」と出した居酒屋メニューの「キャベツの塩昆布とごま油あえ」がひどく気に入ったらしい。
「明日も作って」「いいけど(簡単だから)」
 と、それ以来、毎夕食どころか、昨日などは休日なので、昼と夜にそれぞれボウルいっぱい食べた。
 飽きる・・・と、しそふりかけを混ぜたり海苔の佃煮を混ぜたり味変を試みるが、「どれも美味しいよ。でも、塩昆布とごま油だけでいいよ」むしろ、その方がいいんかい
 というわけで、買っても買ってもキャベツが足りない。昨日買ったばかりなのに今夜で使い切ってしまう。かといってキャベツだけのためにスーパーに行くのもなあ
 お向かいの家の畑には、冬越しのキャベツが3、4個大きく育っている。先週大根をくれたが、キャベツはくれないかな
 と、今週は犬の散歩に行くたびに眺めていると、「ポニョ、なんでもロックオンするのはやめてくれ」と隣で夫がおののく。いつもご近所さんの庭(つーか、空き地というか)で「あ、ふきのとう出てる。取らないのかねえ」「つくし生え放題じゃん。みんな珍しくもないから食べないんだねえ」とよだれを垂らして見るたびに、彼は「頼む、ロックオンしないでくれ~」と言って私(と犬)を引きずっていくのだ・・・。
 そもそも、おめーのパラノ的食欲のせいだっちゅーの(キャベツに関しては)。
 去年の秋、庭に試しに白菜とリーフレタスを植えたら、時期が遅くて白菜2つはとうが立ってしまって失敗したけど、3つは大きなおいしい白菜ができて鍋に重宝したし、レタスもサラダを作るときにちょっとずつ必要な分だけ収穫すると、めっちゃ新鮮で美味しかった。今年はもう少し面積広げてやるつもりだ。なので、春植えのキャベツを植えて、夏には収穫できるようにしようかな。それまではスーパーで毎週買わないとな!・・・つか、このキャベツメニュー、いつまで続くんだろう・・・
 


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