華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

平凡に憧れる

2015年03月09日 21時29分31秒 | Weblog
夜勤明け。
昨夜出勤すると、病棟は超静か。週末に退院していく患者さんが多いこともあり、空室がたくさん。私は一体なぜ12時間シフトを与えられたんやろう? 実際ボスから「遅く来ていいよ」と言われた。だけど断った。日曜日はお給料がいいのでね。

午後シフトのスタッフの仕事も9時すぎにはすべて片付くような状態。申し渡しは10時からなので、それまではおしゃべりしながら過ごした(私以外の夜勤スタッフが来ていなかったので申し渡しができなかった)。

普段、あんまりスタッフ間のおしゃべりには参加しない。一番の理由は何をしゃべってるかわからないから。英語がわからない、そして登場人物とその関連性がわからないため、聞いている間に頭がこんがらがっていく。話を最初から聞いていて、登場人物もわかっていたら参加するけど、それ以外はスルー。
昨夜は時間もたっぷりあった上、少人数だったので、みんなでウダウダ。そして自然と政治的な話になっていく。

何度か触れたように、我が病院は昨年身売りされた。それに伴い小さな変化が訪れている。珍しい話ではないけれど、財政的な見直しも特に厳しくされており、現在はスタッフ数が驚くほど絞り込まれている。正直、患者さんを危険にさらすレベルのときも。ゆえに先日、数名のスタッフが組合を通して文書を提出した(私はたまたま3日だか4日の連休中だったので声がかからず)。
というわけで、おしゃべりの話題はもっぱらこの件となる。

…とこの数行を書いている間に、仰天ニュースが飛び込んできた。

今日、うちの病院でまた結構な人数の解雇劇があったらしい。詳しいことはまだわからない。とりあえず仲良しグループのチャットは大荒れ。解雇されるスタッフリストの中に、とてもお世話になっている先輩の名前もあり、かなりショック。一体どうなんねやろう。今のところわかっている情報としては、解雇対象になっているのは専門看護師のみのよう。私のような兵隊扱いの正看には今回のメスは入らない模様。だからといって笑っていられるわけではない。この先の身の振り方を考えないと。
一難さってまた一難。あたしってばドラマティッククーン。

Dが今学期の入学に間に合わなかったこと、実はかなりショックだった。そのための準備もしたし、彼が学生の間、大黒柱として支えるための気力も積み上げた後だったので、本当にガッカリした。しかしその結果、Dは仕事探しを再開し、今回の職を得た。世の中、捨てる神あれば拾う神ありやなぁと実感していたところ。
そしてこの解雇劇。現在のところ呼び出しを受けていないので、私は解雇リストには入ってないらしい。だからと言って、一体明日がどうなるかなんてわからない。Dの仕事が決まってほんまに良かったよー。私も転職活動、本腰入れて頑張らないと。
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